車が好きな格闘家は多数いる!日本人選手と外国人選手の持っている車とは

格闘家と車
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日本の格闘家の特徴!持っている車とは

日本国内を代表する格闘家の中には、無類の車好きを公言する選手もいます。彼らはどんな高級車に乗っているのでしょうか。

那須川天心

現在日本トップの実力を持ち、世界中の強豪をなぎ倒し続けているのが”神童”那須川天心です。2020年3月時点で21歳という若さながら、すでに2台の高級車を所有しています。

▼プロフィール

本名:那須川天心(なすかわ・てんしん)

誕生日:1998年8月18日

出身:千葉県松戸市

バックボーン:キックボクシング、極真空手

身長:165cm

体重:58kg

構え:サウスポー

保持タイトル:RISE世界フェザー級チャンピオン、ISKAオリエンタルルール世界バンタム級チャンピオン

戦績:[キック]33戦33勝(25KO)[MMA]4戦4勝(3KO)[MIX]1戦1勝(1KO)

アマチュアで数々のタイトルを獲得した後、15歳でプロデビュー。類いまれなるスピードと、必殺の左ストレートを武器に連勝を積み重ね「神童」と呼ばれるようになりました。16歳でRISE、BLADEの2団体の王座を獲得。2018年6月にタイの超強豪ロッタン・ジットムアンノンとの死闘を制し、初代RISE世界フェザー級チャンピオンの座を獲得。まさに、飛ぶ鳥を落とす勢いの快進撃を続けています。

そんな那須川選手が所有している高級車1台目は、「ポルシェ356」です。

ポルシェ356は、1948年からドイツの自動車メーカー・ポルシェにより製造が開始されたカブリオレタイプのスポーツカーです。

市販されていたのは1965年まで。状態の良いものは今でも1,000万円以上で取引されています。

2台目は「日産スカイラインGT-R」です。

GT-Rは1969年より日産がスカイラインの最上級グレードとして発売しているモデル。2007年にモデルチェンジしたR35型は、570馬力というモンスターパワーを発揮します。

新車価格は1,000万~2,000万と非常に高額ですが、那須川選手はこのGT-Rをファイトマネーで購入したことを、テレビ番組出演時に明かしています。

皇治

歯に衣着せぬ発言と、何も恐れぬ真っ向勝負の打ち合いで会場を盛り上げる「浪速のエンペラー」皇治(こうじ)選手もまた、自慢の一台を持つ格闘家の一人です。

▼プロフィール

本名:田中宏治(たなか・こうじ)

誕生日:1989年5月6日

出身:大阪府

バックボーン:キックボクシング、日本拳法、空手

身長:173cm

構え:オーソドックス

保持タイトル:ISKA世界ライト級チャンピオン

戦績:[キック]41戦28勝(10KO)13敗

記者会見における独特の「皇治節」や、どんなときも真っ向勝負のファイトで人気を博すK-1きってのトップファイター。試合に向けて出稽古や専属トレーナーによる過酷なトレーニングを欠かさない、影の努力家でもあります。2019年8月の試合を最後に長期休養に入ると発表していましたが、2019年11月には団体の危機に立ち上がり緊急参戦を果たす人情派な一面も持っています。

現在30歳の皇治選手ですが、若い頃はベンツ、BMW、レクサス、リンカーン、ハマー、ポルシェといった高級外車を次々と乗り継いでいたそうです。

生粋の車好きらしく、購入候補に挙がる車種もさまざま。トヨタのランドクルーザーやアルファード、三菱のランサーエボリューションといった国産車もターゲットに入るようです。

現在はメルセデス・ベンツGクラスと、レクサスLC500の2台を所有していますが、今後もさらに車遍歴を積み重ねていくのでしょう。

武尊

圧倒的な攻撃力で魅せるド派手なKOと、甘いルックスでK-1の絶対的エースとして君臨するのが武尊(たける)選手。稼いだファイトマネーで、自慢の一台を購入したトップファイターの一人です。

▼プロフィール

本名:世川武尊(せがわ・たける)

誕生日:1991年7月29日

出身:鳥取県米子市

バックボーン:空手、キックボクシング

身長:168cm

構え:オーソドックス

保持タイトル:K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級チャンピオン

戦績:[キック]40戦39勝(23KO)1敗

大人しそうなベビーフェイスからは想像できないほど、荒々しい本能むき出しのファイトを展開することから「ナチュラル・ボーン・クラッシャー」の異名を持つ武尊選手。これまでにK-1のスーパー・バンタム級、フェザー級、スーパー・フェザー級で王座を獲得し、K-1史上初の3階級制覇を達成したトップ中のトップファイターです。

武尊選手はホンダのFit、ダイハツのタントといった小型車に乗り続けていましたが、勝ち続けることでメディアへの出演も増えた結果、最高月収が1,000万円に到達。それを機に、悲願だった高級車ベンツを購入したことを明かしています。

残念ながら詳しい車種は明かされていませんが、その1,000万円は「ほぼ車に使った」とのこと。なかなかのグレードの一台を手に入れたようです。

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海外の有名格闘家メイウェザーが持っている車

海外の格闘家の中には、日本とは比べものにならないほど高額のファイトマネーを手にする選手がいます。その額は数億円、数十億円になることも。そんな選手は、どんな車を手にしているのでしょうか。

フロイド・メイウェザーJrとは

世界最高のボクサーと称されたフロイド・メイウェザー・ジュニア(以下メイウェザー)は、ボクシングの世界5階級制覇を達成した超一流ボクサーです。超人的な反射速度を駆使する卓越したディフェンス技術で世界中の強豪を翻弄。史上初めて無敗のまま5階級制覇を達成し、50戦50勝(27KO)の無敗記録を維持したまま引退した、伝説の選手です。

日本ではボクシングファン以外にはあまり知られていませんでしたが、2018年末に行われた那須川天心選手との3分3ラウンドのエキシビジョンマッチで、一躍その名が轟きました。

世界最高キックボクサーとも評される那須川選手を子供のように扱い、わずか2分19秒でKOしてしまう圧倒的な実力を見せ、格闘技ファンのみならず日本中を驚かせました。

メイウェザーの収入

メイウェザーは「The Money(金の亡者)」という異名を持つほど、金に強くこだわる選手といわれています。デビュー戦はわずか25万円程度のファイトマネーからスタートしていますが、その後はビッグネームと対戦する度にファイトマネーは急上昇しました。

2015年のマニー・パッキャオ戦では280億円、2017年のコナー・マクレガー戦では285億円という驚愕のファイトマネーを手にし、フォーブス誌が発表する長者番付では、アスリート部門で4度の1位を獲得しています。

日本のリングに上がったのは2018年末の那須川天心選手とのエキシビジョンマッチのみですが、この一戦でも10億円という破格のファイトマネーを獲得。引退した今でも非常に価値の高い選手として、その名が轟いています。

メイウェザーが稼げた理由

過去にも多くの強豪ボクサーは存在しましたが、その中でもメイウェザーは突出した収入を得ています。それだけの大金を稼げる理由は、何よりも「メイウェザーが負けるところを見たい」ということに尽きます。

メイウェザーは、試合前に対戦相手を口汚く罵るパフォーマンスを見せていました。そのあまりにも傍若無人な振る舞いは多くのアンチを生み、メイウェザーが負ける瞬間を見たいがために、多くの観客がチケットを購入するようになったのです。

アメリカのスポーツ放送はPPV(ペイ・パー・ビュー=番組ごとに視聴権を購入)システムが主流のため、話題になればなるほど、TV放送のチケットは青天井に売れていきます。

とはいえ、史上まれに見る高度なディフェンス能力を持つメイウェザーに対し、世界中の強豪の誰もが触れることも出来ず、次々と敗北を繰り返します。

有望な強豪選手がメイウェザーに挑戦を表明し、メイウェザーが罵れば罵るほど多くのチケットが売れるという究極のアンチ商法を確立したため、メイウェザーは悪名と引き換えに多額の収入を得たのです。

メイウェザーが持つ車の数々

メイウェザーはその収入の多くを高級自動車の購入にも充てています。

2015年には、インスタグラムに高級車をズラリと並べた写真を投稿。ブガッティ、フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェといった数々の高級外車を所有していることを明かしています。

さらにその後もロールス・ロイスからはファントム、レイス、ドーン。メルセデス・ベンツからはマイバッハ、フェラーリからは488GTBなど、一般人ではまるで手が出ないような車を次々と購入し、投稿。今なお、その所有欲は留まるところを知りません。

格闘家が高級車を好む理由

格闘家は、多額のファイトマネーを得るようになった結果として高級車を手にしています。彼らはなぜ、高級車を好むのでしょうか。

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父の影響を受けた那須川天心

那須川選手の一台目の車であるポルシェ356は、父親である弘幸さんから贈られたものであることが明かされています。

弘幸さんご自身が、若い頃に同じポルシェ356に乗っていたそうです。「息子も乗せたかった」とプレゼントしたのは、よほど思い入れのある一台だったのかもしれません。一方、那須川選手は自身のブログでプレゼントされたポルシェ356の写真と共に、その喜びを明かしています。

高級車もファッションの一部である皇治

皇治選手は服装や髪型といったファッションにも力を入れており、試合前の挑発やプライベートでの立ち振る舞いも含めたトータルプロデュースを意識しています。

何台もの高級外車に乗ることもトータルプロデュースの一環。また、それらの高級車が似合う男で居続けることが、皇治という一人のファイターのブランドを構築するために必要な要素といえるでしょう。

ファンに対して夢を与えたいと公言する皇治選手は、今後もさらに新しい高級外車を手に入れていくかもしれません。

大金持ちの夢を与えたい武尊

ビッグになる夢を抱え鳥取県から上京した武尊選手は、小型車を乗り継ぐ苦労を経てついに高級車であるベンツを手にしています。一試合数万円~十数万円程度のファイトマネーからスタートする格闘家がベンツを手にした瞬間は、まさに夢を叶えた瞬間だったのかもしれません。

K-1で3階級制覇をした武尊選手ですが、2階級目であるフェザー級制覇の前には「チャンピオンを獲得したらポルシェを購入する」と公言していました。しかし、3階級を制覇した現在もベンツに乗り続けているとされることから、大金を手にしても浮かれず、じっくりとお気に入りの一台に乗り続けるタイプなのかもしれません。

メイウェザーの車はアンチ煽りの道具?

1台数千万円~数億円といわれる高級車を何台も所有するメイウェザーは、無類の車好きであることは間違いないでしょう。しかしそれだけの台数を所有しても、実際に乗っている車は数台にすぎず、多くは保有しているだけかもしれません。

彼の所有車はインスタグラムで全世界に自慢され、それに対して世界中のアンチはメイウェザーの散財ぶりに反応します。前述のとおり、メイウェザーのビジネスモデルは注目を集めることから始まります。すでに現役を引退した今も注目を集め続けることで、メイウェザーの動向から目を離せないように仕向けているとも考えられるでしょう。

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まとめ

大きなチャンスをつかめば、一夜にしてビッグマネーを稼ぐことができる格闘技。その第一線で戦うトップファイターたちは、その収入で高級車を手に入れる夢を叶えています。

ここに紹介した選手たちが今後さらに活躍することにより、新たな一台を手に入れることもあるでしょう。彼らが戦いの末にどんな車を手に入れるか、注目していきましょう。

 

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