売る前に確認!リセールバリューが高い車の条件

売る前に確認!リセールバリューが高い車の条件
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リセールバリューを決めるポイント

リセールバリューは、一般的に新車登録から3年で車を手放すときの買取価格を指します。車によって価値が上下するポイントは、主に2つです。

人気度

中古車買取業者が車を査定するとき、まずは車のコンディションをチェックします。その後、買取価格を提示するとき、市場での人気も重視します。買い手が見つからないと業者は利益を出せません。ただ不良在庫を抱えて損失を計上するだけだからです。

実際に人気のある車は買取価格が下がらず、高値をキープしています。一般的に中古車の買取価格は、新車登録から3年後であれば、新車価格と比べて5割以下まで減るものです。しかし、リセールバリューが高い車の買取価格は軒並み5割以上です。7割以上の価格を提示される車もあります。

リセールバリューが高い車は、3年後だけでなく、多くのドライバーにとって乗り換えの節目である5年目も7年目もそれほど買取価格が下がりません。それだけ根強い人気がある証です。

人気のある車には、いくつかの特徴があります。まずは、その車でなければい けないという需要がある車です。家族連れならミニバン、アウトドア派向けのSUV、コストを抑えたい層には軽自動車。どれも、必要だからこの車種がいいと欲しがる人が多くいる車です。

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次に、長年にわたって外観が大きく変わらない車です。車は数年ごとにモデルチェンジを行って性能を向上させ、フルモデルチェンジなら外観まで一新します。モデルチェンジ後は、旧型モデルの中古車買取価格は下がるのが一般的です。しかし、モデルチェンジをしても外観やイメージが大幅にリニューアルされない車は、値崩れしにくいとされています。特にバン、軽トラック、ハイエースなど、業務用に使える車。中古車市場でのニーズがあり、買取価格が安定しています。

それから、根強い人気を誇るブランドも、リセールバリューは下がりません。国産車でいえばクラウンやレクサスにセンチュリー、輸入車でいえばベンツやBMWなどです。これらのブランドはドライバーの憧れであり、実際に乗り心地や運転感覚が抜群。根強い人気があります。

特に法人では、4年落ちの中古車を購入すると、1年で購入価格のすべてを減価償却できるので、売上が飛躍的に良くなったときの節税対策に効果的です。さらにリセールバリューも高いとなれば、少ない費用負担で乗れます。

そして希少価値の高い車です。限定モデルや限定色。市場に流通している台数が極端に少ない車は、欲しくても見つからないことが多く、探すことが困難です。しかしファンは多少高くても買いたがります。そのため、希少車もプレミアムがついてリセールバリューが高くなります。

中でも、名車と呼ばれるほどのスポーツカーは、廃車同然でも驚きの買取価格がつく場合があります。最近はAT車が主流になっていることもあり、MTの純粋なスポーツカーはリセールバリューが高めです。

オプション

もう1つ、人気のオプションが搭載されている車もリセールバリューが高くなる傾向があります。人気のオプションとはサンルーフやレザーシート、スライドドア、安全装置などのメーカーオプションです。これらは製造時でなければ取りつけられません。同じモデルでも搭載されている車は限られるため、中古

車市場では高値でも買い手が見つかりやすいわけです。

ただし、同じオプションでもディーラーオプションは需要が少なくなります。メーカーオプションに比べると、後付けできるものが多いためです。社外オプションになるとデザインの統一性が損なわれるという理由で、査定ではマイナスになるのがほとんどです。

また、色も製造時でないと決められません。定番の黒や白は、性別・年齢を問わず乗れる色なのでリセールバリューがあります。実用性では、シルバーなどメタリック系も人気です。オプションカラーなら、パールホワイトがほかを圧倒しています。それ以外の色は、マツダのように赤をイメージカラーにしているメーカーは別として、好き嫌いが分かれるのでリセールバリューも高くなりません。

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「乗り換えるなら3年をめどに」と言われるワケ

リセールバリューが新車登録から3年の車を対象とするように、お得に乗り換えるのであれば、3年をめどにするのが良いといわれています。これには、買取価格以外にも理由があるようです。

メーカー保証が切れるから

多くのメーカーでは、新車登録から3年間か60,000km走るまで、車に保証をつけています。この期間なら、車が故障しても無料で修理してくれるわけです。さらに対象となる部品は限定されますが、新車登録から5年間か100,000km走るまでの特別保証も標準でついています。料金を支払えば、7年間までの延長も可能です。

もちろん、故障なら何でも無料で修理してくれるわけではありません。メーカーの指定どおりに整備や点検、部品の交換を行い、取扱説明書の通りに使用して、初めて適用されます。改造するのはもってのほかです。

ドライバーにしてみれば、3年ならほとんど故障知らずで、万が一発生しても無料で修理してもらえます。5年でもまだ保証してくれますが、すべてではありませんし、整備や点検における部品の交換が大がかりになって、高額の費用が発生するかもしれません。7年になると、故障の確率自体が高まります。保証が 

無い状態で修理するのは大きな負担です。

3年で手放すほうが修理や部品の交換などの維持費を抑えられ、まだリセールバリューもあります。ならば、新しい車の購入費用に充てたほうがお得、という考える人が多いようです。

リセールバリューがあるから

新車を買って3年。このタイミングで乗り換えれば、愛車にはリセールバリューがあります。新車購入コストを実質的に抑えられるので、お得に乗り換えできるタイミングです。

はじめに説明したとおり、ほとんどの新車の買取金額は3年後に5割以下の値段になります。その後はどんどん値下がりし、最後には0円査定となることも珍しくありません。しかし、リセールバリューが高いうちに乗り換えれば、実質的に新車の購入費用を抑えることができるというわけです。これが「乗り換えるなら3年をめどに」する理由の1つです。

リセールバリューが高い高級車

最後に、高級車の中でリセールバリューが高いブランドを紹介します。

フェラーリ

フェラーリは多くのモデルで生産台数が少ないため、リセールバリューも下がりません。逆に新車で購入したときの価格を上回るモデルもあるほどです。初回購入時こそ莫大な費用がかかりますが、乗り換えるタイミングを間違えなければ、以降は少ない負担で乗り続けられるといわれています。

ベンツ

一般的に輸入車は故障しやすいため、リセールバリューは低くなりがちです。けれども、メルセデスベンツは長年の実績と信頼により、根強いブランド人気を誇っています。

ベンツはフロントグリルに燦然と輝くスリーポインテッド・スターをはじめ、どのモデルも比較的デザインが似通っているのが特徴です。あまり車に詳しくない人でも一目でベンツだと分かる強みを持っています。

リセールバリューはGクラスなどの上級グレード、デザインやオプションが特別仕様のモデルで高めです。SUVモデルも人気があります。

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まとめ

リセールバリューの高い車とは、中古車市場で人気と需要があり、メーカーオプションが充実している車です。バリューが高いうちに売却すれば、車検や整備、修理などで無駄な費用をかけず、お得に乗り換えやすくなります。

もちろん、買取業者が車の価値を分かっていなければいけません。愛車を高値で売りたいときは、どんな車も経験豊富な査定士が見極めてくれる最強買取jpにおまかせください。

 

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