最近買った車をすぐ売りたい！高く売るためのコツを紹介

車を買ってからすぐに売却したい場合、少しでも早く売却することが重要です。しかし、すぐに売ったとしても、購入額に近い価格で売却することはあまり現実的ではありません。

この記事では、すぐに売りたいときの高く売るためのコツや、注意すべきポイントについて詳しく解説します。

車を買ってすぐ売る理由は？

急な転勤や引っ越しで車が不要になった場合、車をすぐに売却せざるを得ないことがあります。駅が近く車が不要な地域への引越しや、転勤先が遠くて車を持っていけない場合、売却を検討する必要があります。

購入したものの、実際に運転してみたらサイズ感や使用用途が自分に合わず、違う車に乗り換えたくなる。維持費の負担が大きくなった場合など、理由はさまざまです。

稀に購入してすぐ故障するケースもありますが、保証に入っていれば修理費用はかかりません。しかし、事故や保証対象外の場合、当然修理するためには費用が必要です。大きな故障で修理をしても直るか定かではない場合、修理せずに売却を検討する必要があります。

車を買ってすぐ売ると高価買取が期待できる

新車や未使用車に近い状態であれば、高額査定が期待できます。新車の保証期間内であれば、次のオーナーもより安心してその車を使用することが可能です。そのため、買い手が決まりやすいことからも高価買取が期待できます。

新車購入から間もない車は、走行距離が少なく高年式であるため、高く評価されやすいです。少しでも高く売るためには、好条件の中古車として売却できるよう、できるだけ早く売るようにしましょう。

車を買ってすぐ売る際の注意点は？

車を買ってすぐ売ったとしても、買取額は購入時の価格より安くなることがほとんどです。また、ローンで購入していた場合、売却に伴う残債ローンの手続きに手間がかかることがあるので注意しましょう。

買取額は購入時の価格より安くなってしまう

車の購入金額には、販売店の利益や諸経費が上乗せされています。そのため、どんなにすぐ売ったとしても、売却額が購入時の金額に達することはほとんどありません。

また、中古車は時間が経つと相場も下がる傾向があります。一部の特殊な車種を除き、購入金額で買い取ってもらうことは不可能です。

例外として、新車納期が遅れている車種の場合、新車の価格を中古車が上回るケースもあります。例えば、納車まで数年と言われていたランドクルーザーは、中古車価格が新車価格を上回ることがありました。そのため、転売目的の購入者を警戒し、トヨタディーラーでは「転売しない」という旨の誓約書まで用意されています。

売却に伴う残債ローンの手続きには手間がかかる場合がある

ローンが残っている状態では名義変更ができず、すぐに売却できません。そのため、売却する際にはローンを完済する必要があります。売却した金額でローンを完済できれば問題ありませんが、できない場合は乗り続けるか、ローンの借換えをしなければなりません。

残債ローンの完済方法は、銀行やWEBでの手続きなど、契約会社によって異なります。手続きがわからない場合は、購入した販売店に聞くか、ローン会社に直接問い合わせましょう。

買ってすぐの車を高く売るためのポイントは？

購入額と同じ金額で売却することは不可能でも、できる限り高く売り、損失を最小限に抑えたいものです。そこで、買ってすぐの車を少しでも高く売るためのポイントを5つ紹介します。

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できるだけ早く売却する

中古車は、時間が経つほど車の状態が悪くなるため、相場が下がると言われています。そのため、売却の意思が固まった段階で少しでも早く売却をすることがおすすめです。

ただし、焦ってひとつの店舗だけで決めず、複数の業者に査定見積もりを出してもらいましょう。売却を早めに行い、複数の業者に査定を依頼することで、高価買取の可能性が高まります。

車を綺麗な状態に保つ

車の状態は、内装と外装の両方を綺麗に保つことが大切です。外装であれば傷や水垢、塗装の日焼けなどは評価が下がってしまうため、日頃から気をつけましょう。また、内装は傷や汚れのほかに臭いが大きなポイントになります。

タバコやペット、芳香剤の強い匂いなど、掃除しても取れない臭いが染みついた場合、評価が大きく下がります。タバコを吸う時は車内で吸わず、外で吸う、ペットを乗せる際には臭いがつかないように工夫しましょう。

車内の臭いが気になるからと言って、芳香剤をふんだんに使用することは臭いが染み込む原因になります。そのほかにも、車内にゴミを放置すると異臭の原因につながるので、日頃から車内にゴミを残さないことも大切です。

ディーラーの下取りは利用しない

車を売却する方法として、ディーラーの下取りや買取店での売却があります。ディーラーの下取りは、新車の値引きとの兼ね合いで高価買取は期待できません。買取店の場合、買取の金額だけで見ているため高価買取につながります。

査定を依頼する際は、ディーラーの下取りだけでなく、複数の買取専門店にも依頼しましょう。複数の業者に査定を依頼すると、買取価格の競争が起きて高価買取に繋がりやすくなります。

そのほかにも、複数社に相場を聞くからこそ、現在の相場が見えてきます。納得のいく売却のためにも、複数社に査定を依頼することをおすすめします。

純正パーツを事前に準備しておく

カスタム車と純正車を比べると、純正の方が高く評価される傾向があります。カスタムをしている場合、純正に戻すことができることで評価が高くなるため、純正のパーツがあれば必ず査定時に準備をしておきましょう。

新車で購入した車をカスタムする際は、必ず純正状態に戻すことが大切です。ボディやバンパー、ダッシュボードへの穴あけ加工や、塗装などのカスタムは純正に戻すことができません。カスタムする際は、加工を必要としない範囲に留めておきましょう。

走行距離を走らせない（なるべく乗らない）

車を買ってすぐに売却する場合、走行距離はできるだけ抑えたほうが高く売れます。相場が変わる目安は、1万km未満、3万km未満、5万km未満、8万km未満、10万km未満です。節目の距離を超えそうな場合は、超えないよう調整することで査定額に差が出ます。10万円以上も差が出ることもあるほどです。

走行距離の目安であり、節目の距離数ギリギリまで乗って良いというわけではありません。買ってすぐに売る場合は、車を消耗させず、走行距離を極力抑えるよう気をつけましょう。

例えば、1万km未満でも、1,000kmと9,000kmでは消耗度合いが異なります。オイル交換であれば、3,000km〜5,000kmが目安です。メンテナンスを挟んだ距離とそうでない距離では、買取業者の印象も変わります。できるだけ走行距離を抑えて車を消耗させないことがポイントです。

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