車の買い替えでやるべきことは？必要な手続きと準備

車の買い替えをする場合、事前に準備をすることでお得な買い替えに繋がることがあります。買い替えの際に悩むポイントは、現在の車の価値、新しい車の検討、予算の確認、各種手続きです。

これらをしっかりと理解しておくことで、スムーズに乗り換えが可能です。この記事では事前に必要な準備や手続きの方法、車の売買で大切なことを詳しく解説します。

車の買い替えで最初にやるべきことは？売却から納車までのフロー

1. 現在の車の査定を依頼する
2. 予算や必要な機能を考慮して候補を絞り込む
3. 新しい車の購入
4. 頭金やローンの手続き
5. 保険の手続き
6. 納車準備
7. 納車と引き渡し

基本的に車の買い替えはこのように進んでいきます。それぞれのポイントをおさえ、詳しく解説します。

現在の車の査定を依頼する

車の買い替えを検討する場合、売却予定の車の市場価値を把握することが、次に購入する車の予算を決める上で大切です。売却価値が高ければ、新しい車の頭金やローン計画を立てやすくなり、予想よりワンランク上の車を買える可能性があります。

査定を依頼する方法は、ネットからの申し込みか店舗への持ち込みが一般的です。最近では、一括査定といって同時に複数社に査定依頼をすることもできます。複数社に査定額を聞くことで買取相場が見えてくるので、いくつか査定を依頼し、相場がどの程度なのか目処を立てましょう。

予算や必要な機能を考慮して候補を絞り込む

査定を通じて得た売却額をもとに、次に購入する車の予算を設定します。予算の他に、新しい車に求める機能や使用目的を明確にすることが大切です。

例えば、家族での使用が主なら広いスペースや安全性能が重視され、通勤が主であれば燃費性能がポイントとなるでしょう。これらを考慮して、車の候補をいくつかに絞り込みます。

新しい車の購入

候補が決まったら、いよいよ新しい車の購入です。新車であればディーラー、中古車であれば中古車販売店との交渉や試乗を通じて実際の感触を確かめ、最終的な購入を決定します。

購入する際の交渉時には、値引きやオプションの追加を相談することも可能です。また中古車を選ぶ場合は車両の状態をしっかりと確認し、信頼できる販売店から購入するようにしましょう。

頭金やローンの手続き

車の購入には大きな費用がかかるため、頭金の準備やローンの利用を検討することが一般的です。頭金が多いほど、月々の支払い額を減らすことができ、ローンの返済が楽になります。ローンを組む際には、金利や返済期間をしっかりと確認し、自分の経済状況に合ったプランを選ぶことが大切です。

注意点として、車を買い替えるとローンの返済額だけでなく自動車税や車検代、ガソリン代などの維持費も変わるので、新しい車の維持費がどのくらいになるのか計算してから返済プランを考えましょう。

保険の手続き

新しい車を購入したら、保険の手続きを忘れずに行います。自賠責保険は法的に義務付けられていますが、任意保険についても万が一の事故に備えて加入することがおすすめです。

現在保有している車の保険を引き継ぐ場合や、プランを変更する際には、早めに保険会社へ連絡して手続きを進めましょう。

納車準備

車の購入手続きが完了したら、納車に向けた準備を始めます。ディーラーや中古車販売店から納車日を知らせてもらい、必要な書類の確認や支払いをします。

手放す車は、引き取り前に外観や内装、装備を最終チェックし、問題があればその場で解決しておくとトラブルを防ぐことが可能です。

納車と引き渡し

納車の日には、ディーラーや中古車販売店、もしくは自宅で車を受け取ります。引き渡しの際には、車の状態やオプション装備が契約通りかどうかを再確認しましょう。満足のいく状態であれば、引き渡し書にサインをして手続きが完了し、引き渡しが終了です。

車の売却時と購入時に必要な書類は？

車の売却時に必要な書類

• 車検証（自動車検査証）
• 自動車納税証明書
• 自動車リサイクル券
• 自賠責保険証明書
• 実印・印鑑登録証明書（軽自動車は認印）
• 譲渡証明書・委任状（軽自動車は自動車検査証記入申請書）
• 所有権解除依頼書

譲渡証明書・委任状・自動車検査証記入申請書は買取店が用意してくれます。そのほかの書類で不備があれば、再発行を行います。再発行は、役所や税事務所で行うことが多く、平日の決まった時間しかやっていない場合があるので気をつけましょう。

車の購入時に必要な書類

• 車検証（自動車検査証）
• 自賠責保険証明書
• 自動車リサイクル券
• 自動車納税証明書
• 実印・印鑑登録証明書
• 委任状
• 所有権解除依頼書

これらの書類を事前に揃えておくことで、手続きがスムーズに進みます。特に車庫証明は時間がかかります。車が決まる前にできることは、駐車スペースの確保です。駐車スペースを決め、車が決まったと同時に手続きを進めていけるように準備をしておきましょう。

車を買い替える際の保険はどうなる？（自賠責保険、任意保険）

車を買い替える際には、自賠責保険と任意保険の変更手続きが必要です。自賠責保険は新しい車に引き継ぐか、再契約が求められます。任意保険も、新しい車に適したプランに更新するか、現在の保険を引き継ぐ手続きを行いましょう。

自賠責保険

自賠責保険は、基本的な対人賠償を確保することを目的として自動車損害賠償保障法で定められた保険です。公道を走行する車は、必ず加入しなければなりません。自賠責保険の対人賠償において、支払限度額が定められているため死亡事故や、障害が残るような事故の場合などは、自賠責保険の支払限度額を超えた賠償金を支払う義務が発生することがあります。

また、自賠責保険は被害者救済が主な目的であり、対物賠償や自分に対する補償は対象外です。車を買い替える際に、自賠責保険は新しい車に引き継ぐことができますが、引き継ぎができない場合再契約が必要になります。自賠責保険に関しては、販売店が代わりに手続きを行ってくれることがほとんどなので、お願いしましょう。

任意保険

任意保険は、自賠責保険で足りない部分を補償する保険です。自賠責保険は、相手方の死傷に関する対人賠償部分のみ補償されています。万が一自分が物を壊してしまった、自分が怪我をしてしまった場合など、治療費は補償されません。

また、被害者への補償に関しても、自賠責保険で賄えない部分は自己負担になります。このようなことから、近年では88％以上のユーザーが任意保険に加入しています。

自賠責保険と同様に任意保険についても、新しい車に適したプランへ更新するか、保険を引き継ぐ手続きを行いましょう。保険会社に早めに連絡して変更内容を確認することが重要です。

車の買い替えにおすすめのタイミングと注意点は？

車の買い替えにおすすめのタイミングは、

• 決算期前（3月や9月）
• 新モデルの発売前

交渉次第ではお得に購入できることがあるため、それぞれの理由と注意点を説明します。

決算期前

一般的なディーラーや中古車販売店の決算期は3月と9月です。決算期は台数を売りたい、利益を出したいなどノルマを達成するために買取や販売に力を入れています。在庫の調整で在庫処分を行うこともあり、値引きをしてでも売りたい時期でもあります。

在庫処分の車は店舗ごとに異なるため、欲しい車を扱っている店舗を事前にいくつか確認しておくと、決算期に合わせて購入しやすくなります。輸入車は12月が決算期のこともあるため、時期に注意しましょう。

新モデルの発売前

新モデルが発売されると旧型の価格が下がる可能性があります。「絶対に新モデルが良い」という場合は別ですが、こだわりがないなら旧モデルも検討しましょう。

新モデルの発表があると、新車、中古車に限らずどちらも価格変動が起こります。購入するには新モデルの発表前がおすすめですが、買い替えの際に現在所有している車が旧型になってしまうと買取価格が下がる可能性があるので、売却のタイミングには気をつけましょう。

買い替えの成功は適切な車の評価から始まります。そこで、最強買取をおすすめします。豊富な経験を持つ専門スタッフが、あなたの車を適正に評価し、高額買取の可能性を探ります。さらに、買い替えに関する様々なアドバイスも提供。スムーズで賢い買い替えを実現したい方は、ぜひ最強買取にご相談ください。