「うっかり車検の有効期限を切らしてしまった」「少しくらい無車検で走行しても大丈夫だろう」と軽く考えていませんか?
実は、車検切れの車で公道を走ることは、飲酒運転と同じくらい重大な違反行為です。罰金や免許停止だけでなく、万が一事故を起こしてしまった場合、人生を左右するほどのリスクを背負うことになります。
この記事では、車検切れの車で公道を走行した場合に、具体的にどのようなことが起こるのかを詳しく解説していきます。
この記事でわかること 車検切れで公道を走行した場合の罰金とリスク 車検切れに気づいた時に取るべき行動 車検切れ車両の3つの具体的な対処法 |
車検切れに対する不安を解消し安心してカーライフを送るためにも、ぜひ最後までお読みください。
目次
【絶対にNG】車検切れで公道を走行した場合の罰則とリスク

車検切れの車で公道を走行することは、法律で固く禁じられています。具体的にどのような罰則やリスクがあるのか、以下の点を詳しく見ていきましょう。
- 車検切れ(無車検運行)の罰則
- 自賠責保険切れ(無保険運行)の罰則
- 免許停止・取り消し処分の可能性
- 任意保険が適用されない重大なリスク
車検切れで公道を走行した場合の罰則
まず知っておくべきなのは、車検切れの車で公道を走ることが法律違反であり、罰則の対象となるという点です。
具体的には、「道路運送車両法違反」と、多くの場合同時に切れている「自動車損害賠償保障法違反」の2つの法律に抵触する可能性があります。
【車検切れ】道路運送車両法違反
車検が切れた状態で公道を走行する行為は、一般的に「無車検運行」と呼ばれます。これは道路運送車両法第五十八条で明確に禁止されています。
(自動車の検査及び自動車検査証)
第五十八条 自動車(国土交通省令で定める軽自動車(以下「検査対象外軽自動車」という。)及び小型特殊自動車を除く。以下この章において同じ。)は、この章に定めるところにより、国土交通大臣の行う検査を受け、有効な自動車検査証の交付を受けているものでなければ、これを運行の用に供してはならない。
引用:道路運送車両法 | e-Gov法令検索
この法律に違反した場合、以下の罰則が科せられます。
- 刑事罰: 6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金
- 行政罰: 違反点数6点(前歴がない場合でも30日間の免許停止処分)
【自賠責保険切れ】自動車損害賠償保障法違反
車検を受ける際には、自賠責保険(強制保険)への加入が必須です。そのため、車検が切れている車の多くは、同時に自賠責保険も切れているケースがほとんどです。
自賠責保険が切れた状態で公道を走行する行為は「無保険運行」と呼ばれ、自動車損害賠償保障法第五条で禁止されています。
(責任保険又は責任共済の契約の締結強制)
第五条 自動車は、これについてこの法律で定める自動車損害賠償責任保険(以下「責任保険」という。)又は自動車損害賠償責任共済(以下「責任共済」という。)の契約が締結されているものでなければ、運行の用に供してはならない。
引用:自動車損害賠償保障法 | e-Gov法令検索
無保険運行を行った場合の罰則は以下の通りです。
- 刑事罰:1年以下の懲役または50万円以下の罰金
- 行政罰:違反点数6点(前歴がない場合でも30日間の免許停止処分)
免許取り消し処分の可能性もある
ここまで見てきたように、無車検運行と無保険運行はそれぞれ単独でも重い罰則が科せられます。しかし、多くの場合、車検切れと自賠責保険切れは同時に発生するため、両方の違反によって処罰されることになります。
この場合、違反点数は以下の通りです。
無車検運行(違反点数:6点)+無保険運行(違反点数:6点)=違反点数:12点 |
違反点数が12点となると、前歴がない場合でも90日間の免許停止処分となります。
さらに、過去に他の交通違反による累積点数がある場合、合計点数が15点を超えると免許取り消し処分の対象となります。免許を取り消されると、一定期間は再取得ができなくなり、生活が一変してしまうことにもなりかねません。
このように、車検切れや自賠責保険切れでの運転は、人生を大きく変えてしまう可能性のある重大な違反行為であるという認識を持つことが重要です。そのため、絶対に軽い気持ちで運転してはいけません。
任意保険が適用されないリスク
車検切れで運転する最大のリスクは、事故時に任意保険が適用されない可能性が高い点です。
無車検運行は法令違反にあたるため、保険契約の免責条項により、対人・対物賠償、車両保険などの補償がほとんど受けられません。
万が一、人身事故を起こし相手に重大な損害を与えた場合、自賠責保険の上限を超える数千万〜億単位の賠償金が発生することもあります。
その結果、貯金や財産を失い、最悪の場合は自己破産に追い込まれるなど、人生そのものが破綻しかねない極めて深刻な事態を招く恐れがあるため、絶対に無車検運転をしてはいけません。
車検切れに気づいたら?発覚時に取るべき行動3選

もし、ご自身の車の車検が切れていることに気づいたら、パニックにならず冷静に行動することが大切です。ここでは、車検切れが発覚した際に取るべき3つの行動について解説します。
- 絶対に公道を運転しない
- 車検証・自賠責保険証の有効期限を正確に確認する
- 車両を移動させるための方法(仮ナンバー・積載車)
公道での運転は絶対にしない
まず、最も重要なことは「車検切れの車で公道を絶対に運転しない」ということです。無車検運行・無保険運行は非常に重い罰則が科せられる犯罪行為であり、事故時のリスクも計り知れません。そのリスクは、飲酒運転にも匹敵すると言っても過言ではありません。
「少しの距離なら大丈夫だろう」「整備工場までの距離が近いから、見つからないだろう」といった安易な考えは絶対に禁物です。たとえ車検を受けるために整備工場へ向かう目的であっても、車検切れの状態で公道を走行することは法律で認められていません。
車検切れに気づいた瞬間から、その車は公道を走る資格がない状態にあると認識し、絶対に運転しないようにしてください。
車検証・自賠責保険証の有効期限を再確認
次に、慌てずに車検証と自賠責保険証を取り出して、それぞれの有効期限を正確に確認しましょう。思い込みで判断せず、書類で事実を確認することが重要です。
車のフロントガラスに貼られている「検査標章(車検ステッカー)」を見て、「〇月まで」と書かれているのを確認して車検切れに気づく方も多いかもしれません。しかし、ステッカーの表面(車外から見える面)には、車検が満了する「年」と「月」しか記載されていません。
正確な満了日は「車検証」または「検査標章の裏面(車内から見える面)」に記載されています。「有効期間の満了する日:令和〇年〇月〇日」のように、「日」まで具体的に記載されているので、必ずこちらを確認するようにしましょう。もしかしたら、まだ数日の猶予があるかもしれませんし、逆にすでに数日経過しているかもしれません。
また、自賠責保険は、車検の有効期間よりも1ヶ月程度長く契約している場合があります。そのため、車検が切れていても自賠責保険はまだ有効期間内である可能性があります。
車検証と一緒に保管されていることが多い自賠責保険証明書も取り出し、保険期間を合わせて確認しておきましょう。
車両移動が必要な場合の2つの方法
車検が切れている車は公道を走れません。しかし、再度車検を受けたり、買取業者に引き渡したりするためには、どうしても車両を移動させる必要があります。そのために法律で認められている正規の手段は、主に以下の2つです。
- 仮ナンバー(自動車臨時運行許可)を取得する
- 積載車(レッカー車)を手配する
それぞれの方法について、具体的な手順や注意点を詳しく見ていきましょう。状況に応じて適切な方法を選ぶことが大切です。
仮ナンバー(自動車臨時運行許可)の取得
仮ナンバー(赤い斜線が入ったナンバープレート)を取得すれば、車検を通すためなど、限定された目的・経路・期間において、一時的に公道を走行することが許可されます。自分で運転して車検場や整備工場へ持ち込みたい場合に利用される方法です。
〈仮ナンバー申請の手順〉
- 【申請場所】お住まいの地域(または車両の保管場所の地域)を管轄する市区町村役場の窓口へ行きます。
- 【申請書の作成】窓口に備え付けられている「自動車臨時運行許可申請書」に、運行目的、運行経路、運行期間などを記入します。
- 【必要書類の提出と手数料の納付】後述する必要な書類を提出し、手数料(通常750円程度)を支払います。
- 【仮ナンバーの受け取り】書類に不備がなく、許可が下りれば、仮ナンバープレートと臨時運行許可証が交付されます。
必要なもの | 具体例/注意事項 |
自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証) | 原本のみ有効(コピー不可)使用期限の翌日まで有効であるもの |
自動車を確認するための書類 | 以下のいずれか(コピー可)自動車車検証登録識別情報等通知書(一時抹消登録書)自動車検査証返納証明書通関通知書メーカー発行の譲渡証明書 |
本人確認書類 | 以下のいずれかマイナンバーカード運転免許証 |
手数料 | 約750円(各行政庁による) |
参照元:仮ナンバー(自動車等の臨時運行許可申請)|板橋区HP
積載車(レッカー車)の手配
もう一つの確実な方法は、積載車(車両運搬車、キャリアカー、レッカー車とも呼ばれます)を手配して、車を物理的に目的地まで運んでもらうことです。この方法であれば、車検切れの車を一切公道で走らせる必要がないため、仮ナンバーを取得する手間や、自賠責保険の加入状況を気にする必要もありません。
車検を依頼する整備工場やディーラー、または車を売却する買取業者が決まっていれば、そちらに連絡することで積載車の手配について相談できることが多いです。多くの業者が自社で積載車を保有していたり、提携している運送会社へ手配します。
ただし、業者によっては出張費用やレッカー代として別途料金が発生する場合があります。料金体系は業者によってさまざまですので、「引き取り無料」と明記されているか、有料の場合はいくらかかるのかを、必ず事前に確認しておくことが重要です。
車検切れ車両の3つの対処法|メリット・デメリットと手順を比較

車検が切れてしまった車を今後どうするか、主な対処法として考えられるのは以下の3つです。
- 買取業者に売却する
- 再び車検を受けて乗り続ける
- 廃車し処分する
それぞれメリット、デメリットとその手順を紹介するので、ご自身の状況に照らし合わせながら、どの方法が最も納得できるか考えてみてください。
買取業者に売却する
あなたの愛車に価値があれば、多くの買取業者が車検が切れていても買い取ってくれます。特に「もうこの車には乗らない」「車検費用が高そうで負担だ」と考えている場合には、有力な選択肢となります。
メリット・デメリット
メリット | デメリット |
面倒な車検の手続きや、高額になりがちな費用が一切不要になる車の状態や車種によっては、予想外の値段で現金化できる可能性がある売却すれば、それ以降の自動車税や保険料などの維持費がかからなくなる名義変更などの面倒な手続きは、基本的に買取業者が代行してくれる出張査定を利用すれば、車を一切動かすことなく自宅などで査定・売却が可能 | 車検が残っている車に比べて査定額は低くなる傾向にある業者によっては、引き取りのためのレッカー費用を請求される場合がある |
手順
- 【業者選定と比較】車検切れ対応可能な買取業者を探し、比較検討する
- 【査定と交渉】出張査定などを依頼し、査定額の提示を受け、必要であれば交渉する
- 【契約と書類準備】査定額に納得したら契約し、名義変更に必要な書類を用意する
- 【引き渡しと入金】業者に車両を引き渡し(通常は積載車)、買取代金を受け取る
こんな方におすすめ
- 車検費用が高額になりそうで、支払うのが難しい、または支払いたくない方
- 最近あまり車に乗る機会がなくなり、駐車場代や税金などの維持費がもったいないと感じている方
- 車検の手続きや車両の移動など、面倒な手間をかけずに車を手放したい方
- 少しでもお金に換えたい、臨時収入が欲しいと考えている方
- 新しい車への買い替えを検討している方(下取りよりも買取の方が高値がつく場合が多い)
関連記事:いらない車を高く売る方法を徹底解説!不動車や車検切れでも買取可能な業者を紹介
関連記事:車検切れの車でも売却可能!基本知識と準備
再び車検を受けて乗り続ける
現在の車に愛着があり、まだ乗り続けたい、あるいは新しい車を買う予定や予算がないという場合は、費用と手間はかかりますが、再度車検を受けて公道を走れる状態に戻すという選択肢もあります。
メリット・デメリット
メリット | デメリット |
長年乗り慣れた、愛着のある車にそのまま乗り続けることができる新たに車を購入するためのまとまった費用が不要になる | 仮ナンバーの取得や積載車の手配など、車両を整備工場まで移動させる手間と費用がかかる年式の古い車や走行距離の多い車の場合、車検を通してもすぐに別の箇所が故障するなど、今後の維持費が高くなるリスクがある |
手順
- 【業者選定と見積もり】車検を依頼する業者(整備工場やディーラー)を選び、見積もりを取る
- 【車両移動】仮ナンバーまたは積載車で、車両を業者まで運ぶ
- 【車検・整備】業者が点検・整備を行い、車検を通す
- 【支払いと納車】費用を支払い、車検証などを受け取り、車を引き取る
こんな方におすすめ
- 今の車が気に入っていて、できるだけ長く乗り続けたいという強い思いがある方
- 車検費用や、予想される整備費用を支払う経済的な余裕がある方
- 新しい車に買い替える予定が今のところなく、現在の車が必要な方
- 車の状態が比較的良く、今後も大きな故障のリスクが低いと判断できる方
廃車し処分する
車の状態が非常に悪く、買取業者にも値段をつけてもらえなかった場合や、修理して乗り続けるには費用がかかりすぎる場合、そして今後一切車に乗る予定がない場合は、廃車(抹消登録)して処分することになります。
廃車手続きには、完全に車を解体する「永久抹消登録」と、一時的に登録を抹消する「一時抹消登録」の2種類です。
廃車の種類 | 概要 |
永久抹消登録 | 車を解体業者に引き渡して解体し、その登録を完全に抹消する手続きです。二度とその車に乗ることはできません。 |
一時抹消登録 | ナンバープレートを返却し、一時的に車の登録を抹消する手続きです。車本体は手元に残すことも可能です。長期の海外赴任などで一時的に車を使わないが、将来的にまた乗る可能性がある場合に選択されます。 |
ここでは永久抹消登録を中心に解説します。
メリット・デメリット
メリット | デメリット |
確実に車を手放し、所有者としての責任(税金など)から解放される普通自動車の場合、手続きした月以降の自動車税(種別割)や、残っている車検期間に応じた重量税が還付される場合がある(一時抹消の場合)自動車税の課税を止めた上で、将来的に再登録して乗ることも可能 | 廃車手続き(書類準備、運輸支局での申請など)に手間がかかる車の解体費用(スクラップ代)や、解体工場までの運搬費用(レッカー代)、手続きの代行手数料が発生する場合がある |
手順(永久抹消登録の場合)
- 【業者選定と見積もり】解体と手続きを依頼する廃車業者を選び、見積もりを取る
- 【車両移動と解体】積載車で車両を解体工場へ運び、解体を依頼する
- 【抹消登録】必要書類を揃え、運輸支局で永久抹消登録手続きを行う(業者代行が多い)
- 【還付金手続き】条件に応じて、税金や自賠責保険の還付手続きを行う
こんな方におすすめ
- 今後、その車にも他の車にも乗る予定が全くない方
- 車の損傷が激しく、買取価格が全くつかない、または修理費用が車の価値を大幅に上回ってしまう方
- これ以上維持費をかけたくない、とにかく確実に車を処分したい方
- (一時抹消)車の状態が良く、今のところ乗る予定はないが、今後乗るかもしれない方
関連記事:廃車の手続き・費用をわかりやすく解説!故障した車は修理と廃車、どちらがお得?
関連記事:車を廃車するには何が必要?手続きやお得な方法を徹底解説
【予防策】車検の有効期限切れを防ぐための3つの管理方法

「うっかり車検切れ」は、誰にでも起こりうるミスですが、その代償は非常に大きいものです。ここでは、車検の有効期限切れを未然に防ぐための管理方法として、以下の3つをご紹介します。
- 車検ステッカー(検査標章)の確認する
- 車検証で正確な満了日を確認する
- カレンダーアプリなどを活用したリマインダー設定
車検ステッカー(検査標章)を確認する
最も手軽で、日常的にできる確認方法は、フロントガラスに貼られている車検ステッカー(検査標章)を意識して見ることです。
以前はルームミラー(バックミラー)の付け根あたりに貼付されていることがほとんどでした。しかし、視認性の向上を目的として、令和5年7月3日から貼付位置が変更されました。
新しいルールでは、「運転者の視界を妨げない前方かつ運転席から見やすい位置」とされており、多くの場合運転席側の右上端部に貼付されています。
日頃から視界に入るたびに確認することで、車検満了日を意識し車検切れを防げます。
車検証で正確な満了日を確認する
車検証(自動車検査証)には、車の詳細情報とともに、車検の有効期間の満了日が正確に記載されています。定期的に車検証を確認する習慣をつけることも、有効な予防策となります。
車検証を確認すると、「有効期間の満了する日」という欄があります。ここに「令和〇年〇月〇日」のように、具体的な年月日が明記されていますので、ステッカーと合わせて確認するとより確実です。
しかし、「車検証ってどこにあるの」という方も多いと思います。車検証は、助手席前部のグローブボックスに収納されていることが多いです。自賠責保険証も一緒に収納されていることが多いので、合わせて確認しておくことをおすすめします。
カレンダーアプリ等でのリマインダー設定
現代人にとって最も確実で便利な方法の一つが、スマートフォンなどのカレンダーアプリやリマインダーアプリを活用することです。新たに車検を受けた際に、次回の車検満了日をカレンダーアプリに登録しましょう。
その際、ただ登録するだけでなく、リマインダー(通知)機能を設定しておくのがポイントです。満了日の当日だけでなく、例えば「3ヶ月前」にも通知が届くよう設定しておけば、車検の予約や見積もり取得などを余裕を持って計画的に進めることができます。
車検切れ車両を売却する際注意すべき3つのポイント

車検切れの車を売却することに決めた場合、少しでもスムーズに、そして後悔なく取引を進めるためには、いくつか注意しておきたい大切なポイントがあります。焦って売却して損をしないためにも、以下の3つの点をしっかり押さえておきましょう。
- 車検切れの事実を正直に伝える
- 放置せず、なるべく早めに査定依頼する
- 複数の買取業者を比較検討する
車検切れであることを正直に伝える
査定を依頼する際、最初に「車検切れである」という事実を正直に申告することが不可欠です。 隠そうとしても、査定士は車検証を確認するため必ずわかります。後から発覚すると、信頼を損ねるだけでなく、査定額の大幅な減額や契約トラブルの原因にもなりかねません。
正直に伝えることで、業者も適切な査定や引き取り準備ができ、円滑な取引につながります。
放置せず、なるべく早く査定依頼する
車検が切れたまま放置せず、できるだけ早く査定を依頼しましょう。
無駄な税金の支払いを回避するため
車は所有しているだけで自動車税(軽自動車税)がかかります。
車検切れでも、名義変更や廃車手続きをしない限りは納税義務は続くため、放置すると無駄な支払いが増えてしまうのです。
そのため、早く売却や廃車手続きをすることで、税負担を最小限に抑えられます。
車の価値低下とコンディション悪化を防ぐため
使用していなくても、車の価値は年式が古くなるにつれて下がってしまいます。 さらに、長期間放置するとバッテリー上がりやタイヤ劣化、サビなどコンディションが悪化し、査定額が大幅に下がる可能性もあるのです。
最大限の価値があるうちに、査定を受けることをおすすめします。
複数の買取業者を比較検討する
少しでも良い条件で売却するためには、必ず複数の買取業者(3〜5社が目安)に査定を依頼し、結果を比較検討しましょう。買取業者によって得意な車種や販売ルート(国内・海外)、在庫状況などが異なるため、同じ車でも査定額に数十万円単位の差が出ることも珍しくありません。
比較する際は、提示された査定額の高さだけでなく、引き取り時のレッカー費用が無料か、名義変更などの手続きに対応しているか、査定内容の説明が丁寧か、担当者の対応は信頼できるかといった点も総合的に評価しましょう。
最も納得できる条件を提示し、安心して任せられる業者を選ぶことが、後悔しない売却の鍵となります。
関連記事:車の査定は何社に依頼すべき?損しない売却術を徹底解説!
関連記事:車買取で相見積もりを活用する方法と高く売るためのポイント
車検切れ車の売却は「最強買取」への査定依頼がおすすめ

この記事では、車検切れのリスク(罰金、免許停止、保険適用外など)や、発覚時の正しい行動、そして「売却」「再車検」「廃車」という3つの対処法について解説してきました。車検切れの車を放置すると、税金がかかり続け、車の価値も下がってしまうため、早めの行動が重要です。
もし、あなたが車検切れの車の処分方法として「売却」を考えているなら、「最強買取」がおすすめです。
- 【世界相場を参考にした高価買取】国内相場にとらわれず、海外需要も反映した査定なので他社よりも高値を提示できます
- 【豊富な買取実績】取り扱い台数は年間10,000台以上!豊富な経験で精度の高い査定が可能です
- 【どんな車も査定OK】車検切れはもちろん、不動車や事故車も諦めずにご相談ください
- 【気軽に仮査定額がわかる】「LINE査定」「最強写メ査定」なら自宅にいながらスピーディーに仮査定額がわかります
- 【面倒な手続きは無料代行】名義変更などの手続きは最強買取が代行します。手数料はもちろん無料です
「車検を通すかどうかで悩んでいる」「売却したいけどどこに依頼すればいいかわからない」そんな方は、まずは「最強買取」にお問合せください。

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