愛車を手放す際、誰もが少しでも高く売却したいと考えるはずです。しかし、「いつ売るのがベストなんだろう?」「タイミングを間違えて損したくない」「初めての売却だし、不安…」そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
実は、車の売却では「いつ売るか」がとても重要です。高く売れる時期を知っておくだけで、思わぬ損失を避けることができるかもしれません。
そこでこの記事では、車を高く売るために知っておくべき以下のポイントを徹底解説します。
車を売るのに最適な時期 避けたほうがいい売却のタイミング 時期以外で愛車を高く売るコツ |
これらをしっかりと押さえておくことで、愛車を納得の価格で、安心して売却できるはずです。
この記事を最後まで読んでいただき、あなたにとってベストな売却タイミングを見つけてください。
目次
車を売るのに最適な時期はいつ?3つのタイミングを知ろう
同じ車種、年式であっても、売却するタイミングによって買取価格に大きな差が生じることがあります。大切に乗ってきた愛車を最も高い値段で買い取ってもらうために、意識しておくべきタイミングは以下の3つです。
モデルチェンジ前 走行距離が短い時 車検切れ前 |
それぞれ詳しく解説します。
モデルチェンジ前
車を売る最適な時期の一つに、モデルチェンジの前が挙げられます。
理由は、新しいモデルが出ると、多くの人が旧モデルに興味を失い、需要が減少する傾向にあるからです。また、新モデルに乗り換える人が増えるため、旧モデルが中古車市場に多く出回るようになります。これが、旧モデルの査定額を押し下げる原因です。
加えて、展示車両や試乗車、レンタカーなども中古車として市場に出されることで供給が増加し、さらに価格が下がりやすくなります。
人気の車種であれば、4~6年毎にフルモデルチェンジが行われるので、売却を検討しているなら、新モデルが市場に出回る前に売ることをおすすめします。
走行距離が短い時
走行距離も、車の価値を大きく左右する重要な要因です。一般的に中古車は、走行距離が少ないほど高く売れる傾向にあります。
中でも以下の走行距離を目安として、買取価格が大きく変動する場合が多いので注意が必要です。
5万km 10万km |
それぞれ理由を詳しく見ていきましょう。
5万kmは一つの目安となる
走行距離が5万kmを超えると、査定額が一気に下がる傾向にあります。
これは、各所の劣化が進んでいる可能性が高くなるためです。買取業者にとっても交換に費用がかかり、売却後のトラブルリスクも高くなるため、高値を付けづらくなります。
また、中古車検索サイトでは「〜5万kmまで」と検索されることが多いため、ユーザーへの露出という面でも4万9千kmと5万kmオーバーでは大きな差が生まれるのも理由の一つです。
5万kmを超える手前で迷っているなら、早めの査定をおすすめします。
10万kmを超えるとほぼ価値がなくなるケースが多い
一般的に、車が価値を持つのは10万kmまでと言われています。10万kmを超えると、エンジンだけでなく、足回りや電気関係に深刻な故障が発生する確率が高くなるためです。タイミングベルトを採用している車なら、交換の時期であることも理由の一つです。
もちろん車種や年式、状態によりますが、10万km超えは高値で売却できないと思っておいた方が良いでしょう。
その他、走行距離が査定に与える影響については、下記の記事を参考にしてください。
車検切れ前
車検が切れる前も、車を売るには最適なタイミングです。理由は、車検には多額の費用がかかるため、車検前に売却することで、余計な出費を減らせるため、結果的に損をせずに済みます。
車検が丸々残っていれば査定額は上がりますが、車検費用の方が高くなることがほとんどです。
具体的には、普通車の場合、車検費用は約10万円程度と言われています。しかし、車検が2年丸々あったとしても10万円を超える査定額アップは期待できません。車検を受ける前で迷っているならば、思い切って早めに売却してしまう方が結果的に損しづらいということは覚えておきましょう。
避けるべき車の売却タイミングとは?|4月と12月は高額査定に期待しづらい
中古車は、ユーザーの生活環境の変化などの要因により、需要にムラがあります。
例えば、3月は新生活へ向けて車を購入する人が増える影響もあり、車の需要が高まります。
そのため、その1~2か月前から業者は在庫の確保に奮闘するので、売る側としては交渉がしやすく、比較的高値がつきやすいので、絶好の売却機会と言えるでしょう。
一方、「4月」と「12月」は、車の売却を避けたほうが無難です。ここからは、その理由を詳しく解説します。
4月は極力避ける
車を高値で売却したいなら、4月は避けるべきです。なぜなら4月は、中古車需要のピークである3月が終わり、車の購入を検討する人が減る時期になるからです。次に需要が高まる7〜8月まで期間があるため、業者も繁忙期ほど積極的に買取しない傾向にあります。
場合によっては、高値で売れやすい1〜2月と比べて数十万円も低い査定額が提示されることもあるため、高値で売却したいなら、4月は避けるべきでしょう。
12月の売却は適していない
12月も高額査定に期待しづらい時期です。理由は4月と同様で、需要が下がる時期だからです。クリスマスや年末年始など、他にお金を使うイベントが重なるため、車にお金を使う人が減ると言われています。
どうしても12月に売らなければならない方以外は、3月の需要のピークに向けて買取業者が在庫の確保に動き出す1〜2月まで待った方が交渉もしやすく、高額査定に期待できるのでおすすめです。
時期以外に車の買取価格を上げるポイントとは?
ここまで車を売却する時期について解説しましたが、時期以外にも愛車の買取価格を引き上げるポイントがいくつか存在します。
その中でも、以下の2つは必ずチェックしておきましょう。
車をきれいな状態にする 整備記録簿や純正部品を用意する |
それぞれ詳しく解説します。
車をきれいな状態にする
査定前に車をきれいな状態にしておくことは、買取価格を上げるコツの一つです。理由は、査定員に良い印象を与えられ、その後の交渉を有利に進められるからです。
中古車の詳しい査定基準に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
ここでは、外装と車内、それぞれの具体的な清掃ポイントを解説します。
外装は必ず洗車しておこう
最低限、査定前に洗車はしておきましょう。「汚れていた方が小さな傷が目立たなくて良いのでは」と思うかもしれませんが、それは大きな間違いです。
小さな傷は査定額に大きな影響は与えませんし、査定員はプロなので、汚れで重大な欠陥を見落とすことはありません。
可能であれば、ブレーキダストやホイールハウス、ドアの内側まで洗車すると、かなりの好印象が与えられるでしょう。
車内は掃除機をかけニオイを取り除く
査定前の車内の掃除は必須です。最低限、車内全体に掃除機をかけ、拭き掃除をして、消臭スプレーなどでなるべくニオイを取り除きましょう。
特にニオイは重要で、強すぎる場合は特別な清掃が必要と判断され、費用分が減額されることもあります。
次のユーザーに、スムーズに引き渡せる状態にすることを心がけましょう。
整備記録簿や純正部品を用意する
査定時に、整備記録簿や純正部品を用意しておけば、査定額アップにつながる可能性があります。なぜ高く評価されるのか、それぞれ詳しく解説します。
整備記録簿は海外への輸出においても高い価値がある
整備記録簿は国内での売買はもちろん、海外への輸出時にも高く評価され、査定アップの材料となります。
なぜなら、日本の中古車は車検などで定期的に整備されている点が、海外で高く評価されているからです。
さらに整備の記録が残っていれば、それを証明する証拠となるので、高い価値があります。整備記録簿がある場合は、必ず査定時に申し出ましょう。
純正部品があればカスタムによる減額を防止できる
パーツの一部をカスタムしており、その部分の純正部品が残っているなら、必ず査定員に申告しましょう。
中古車は、基本的に新車時と同じ状態が最も高値がつきます。カスタム車はユーザーの幅が狭くなり、買い取った後に売りにくくなるためです。その分、査定額が低くなる傾向にあるのが現実です。
しかし、純正部品があれば交換して新車時と同じ状態に戻せるので、マイナス査定を避けられます。純正部品に交換して査定を受けるのがベストですが、壊すリスクがあるなら無理をせず、所持していることを伝えるだけで十分です。
カスタム車の売却については、下記の記事で詳しく解説しています。
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