【目的別】セカンドカーにおすすめの車種9選|維持費から費用を抑えるコツまで徹底解説

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「セカンドカーが欲しいけれど、どんな車種を選べばいいか分からない」「2台持ちになると、税金や保険料などの維持費がどれくらい増えるのか?」

ライフスタイルの変化でセカンドカーを検討する方は多いでしょう。しかし、車種選びや維持費で悩んでしまうことも少なくありません。

この記事では、セカンドカー選びで失敗しないポイント、利用目的別のおすすめ車種を解説します。軽自動車と普通車の維持費の違いや、購入費用を賢く抑えるコツもご紹介。ぜひ最後までお読みいただき、最適なセカンドカー選びの参考にしてください。

目次

失敗しない!セカンドカー選びのポイント

まずは、セカンドカー選びで押さえておくべき3つのポイントを解説します。

  • 「通勤用」「趣味用」など、利用目的を明確にする
  • 2台分の維持費を確認しておく
  • 【補足】任意保険の「セカンドカー割引」を理解する

「通勤用」「趣味用」など、利用目的を明確にする

最も重要なのは「誰が・何のために使うか」を明確にすることです。ここが曖昧だと使いにくい車になりがちです。

  • 通勤・買い物用: 燃費の良さと小回りの利きやすさを最優先。
  • 家族の送迎用: 子どもの乗せ降ろしを考え、スライドドアや広い室内空間を重視。
  • 趣味・レジャー用: 荷物の積載量や、悪路走破性(SUVなど)を優先。

利用シーンを具体的にイメージすれば、必要な機能や妥協点がはっきりします。

2台分の維持費を確認しておく

セカンドカーを所有すると、当然2台分の維持費がかかります。特にこだわりがなければ、セカンドカーは「コストパフォーマンス」を重視するのが賢明です。維持にあたり、以下のような費用が発生することを覚えておきましょう。

  • 税金(自動車税・重量税)
  • 車検代
  • 任意保険料
  • ガソリン代
  • 駐車場代

【補足】任意保険の「セカンドカー割引」を理解する

多くの保険会社の任意保険で「セカンドカー割引」があります。これは、2台目の新規契約時、一定の条件を満たせば保険料が安くなる制度です。

▼主な適用条件(保険会社によって異なります)

  • 1台目の保険等級が一定以上(例:11等級以上)
  • 2台目の所有者が1台目と同一、または同居の家族
  • 2台目の用途が自家用

適用されれば、通常6等級スタートが7等級から始められ、保険料を抑えられます。加入中の保険会社に条件を確認してみましょう。

次の章では、具体的なおすすめ車種をご紹介します。

【目的別】セカンドカーにおすすめの車種9選

セカンドカー選びのポイントを踏まえ、具体的なおすすめ車種を3つの目的別に9車種厳選してご紹介します。

  • 通勤・買い物用におすすめの車種3選
  • スライドドア搭載のおすすめ車種3選
  • 使い勝手や見た目重視の方におすすめの車種3選

【利便性・コスパ重視】通勤・買い物用におすすめの車種3選

毎日の通勤や買い物がメインなら、燃費と小回りの良さが最優先です。維持費を抑えたい方に最適な3台です。

ホンダ N-BOX(軽自動車)

軽自動車とは思えない広い室内空間と質感の高さが人気です。ホンダ独自の技術で後席の足元も広く、先進安全装備「Honda SENSING」も全車標準装備。両側スライドドアの利便性も備えた、オールマイティなセカンドカーです。

項目概要
新車価格1,739,100円~
燃費(WLTC)21.6km/L(2WD)
スライドドアあり(両側)

ダイハツ ミライース(軽自動車)

コスト最優先の方に最適です。価格の安さと、WLTCモード25.0km/L(2WD)の優れた燃費が武器。「スマートアシスト」搭載グレードも選択可能で、毎日の通勤や買い物の「足」として割り切るなら最強の1台です。

項目概要
新車価格992,200円~
燃費(WLTC)25.0km/L(2WD)
スライドドアなし

トヨタ ヤリス(コンパクトカー)

高速利用が多い方や、軽自動車のパワーに不足を感じる方におすすめ。特にハイブリッドはWLTCモード35.8km/L(1.5L・2WD)と普通車トップクラスの燃費です。「トヨタセーフティセンス」も搭載可能。キビキビした走りと低燃費を両立した優秀な1台です。

項目概要
新車価格1,657,700円~
燃費(WLTC)ガソリン:20.2km/L~
ハイブリッド:35.8km/L~
スライドドアなし

【家族・送迎に最適】スライドドア搭載のおすすめ車種3選

お子様の送迎や家族での利用がメインなら、乗り降りのしやすさや車内空間の広さが重要です。便利なスライドドアを搭載した3台です。

ダイハツ タント(軽自動車)

N-BOXのライバルで、子育て世代に人気。助手席側の柱(ピラー)がない「ミラクルオープンドア」が唯一無二の特徴です。助手席ドアとスライドドアを開ければ巨大な開口部が生まれ、チャイルドシートへの乗せ降ろしが圧倒的に楽になります。

項目概要
新車価格1,485,000円~
燃費(WLTC)22.7km/L(2WD)
スライドドアあり

スズキ ソリオ(コンパクトカー)

「軽では手狭だが、ミニバンは不要」という家庭に最適。軽に近い取り回しの良さと、コンパクトカーとは思えない広い室内空間を両立しています。天井が高く後席も広いため、チャイルドシートを置いても圧迫感がありません。

項目概要
新車価格1,926,100円~
燃費(WLTC)22.0km/L(マイルドハイブリッド・2WD)
スライドドアあり(両側)

トヨタ シエンタ(ミニバン)

「ちょうどいい」サイズ感の3列シートミニバンで、セカンドカーにも人気。5ナンバーサイズ(一部グレード除く)のコンパクトなボディは取り回し抜群です。スライドドアと優秀な燃費性能も備え、いざという時には6~7人乗れる安心感も魅力です。

項目概要
新車価格2,077,900円~
燃費(WLTC)ガソリン:18.3km/L~
ハイブリッド:24.8km/L~
スライドドアあり

【趣味・個性重視】使い勝手や見た目重視の方におすすめの車種4選

セカンドカーだからこそ「好きなデザイン」や「趣味に特化した車」を選びたい方へ。個性と実用性を兼ね備えた3台です。

スズキ ジムニー(軽自動車)

絶大な人気を誇る本格軽オフロードSUV。唯一無二のデザインとラダーフレーム構造による圧倒的な悪路走破性が魅力です。燃費は他に劣りますが、それを補う「所有する満足感」があり、アウトドア好きに最適です。

項目概要
新車価格1,918,400円〜
燃費(WLTC)AT:14.3km/L
MT:16.6km/L
スライドドアなし

ジムニーは人気車種であり、特徴のひとつにリセールバリューの高さが挙げられます。詳しくは以下の記事をご覧ください。

ダイハツ タフト(軽自動車)

「日常もレジャーも楽しみたい」方向けの軽クロスオーバーSUV。武骨なデザインと、全車標準のガラスルーフ「スカイフィールトップ」による開放感が魅力です。後席を倒せばフラットな荷室が出現し、汚れに強いシートで荷物も気兼ねなく積めます。

項目概要
新車価格1,419,000円~
燃費(WLTC)21.4km/L(2WD)
スライドドアなし

トヨタ ライズ(コンパクトSUV)

5ナンバーサイズの人気コンパクトSUV。見晴らしが良く、サイズ以上に運転しやすいのがポイントです。ハイブリッドモデル(e-SMART)はWLTCモード28.0km/Lの低燃費と力強い走りを両立。デザインも走りも妥協したくない方におすすめです。

項目概要
新車価格1,800,700円~
燃費(WLTC)ガソリン・2WD:20.7km/L
ハイブリッド・2WD:28.0km/L
スライドドアなし

トヨタ ヤリス(コンパクトスポーツ/コンパクトカー)

コンパクトな車体ながら「走る楽しさ」をしっかり味わえる一台。

標準モデルは軽快なハンドリングと高い燃費性能が魅力ですが、「走りを趣味にしたい」方にはヤリスのスポーティグレードがおすすめです。特に1.5Lモデルは加速も軽快で、ワインディングも街乗りも気持ちよくこなせます。

項目概要
新車価格1,470,000円~
燃費(WLTC)1.0Lガソリン:20.2km/L
1.5Lガソリン:21.0km/L〜
ハイブリッド:30.2km/L〜
スライドドアなし

ここでは軽自動車とコンパクトカーをご紹介しました。次の章では、この2種類の維持費の違いを徹底比較します。

維持費を徹底比較!軽自動車vs普通車(コンパクトカー)

セカンドカーで最も気になるのが維持費です。「軽自動車」と「普通車(コンパクトカー)」で年間のコスト差はどの程度なのか。具体的な項目ごとに2年間の維持費を比較します。

▼軽自動車 vs 普通車(コンパクトカー) 維持費比較(2年間合計・目安)

項目軽自動車(N-BOXクラス)普通車(スズキ ソリオ・コンパクトカー)備考
自動車税(種別割)21,600円
(10,800円×2年)
61,000円
(30,500円×2年)
毎年課税
自動車重量税6,600円16,400円2年ごと(車検時)
※エコカー減税非適用時
自賠責保険料17,540円17,650円2年ごと(車検時)
ガソリン代約78,000円約77,300円※下記前提条件にて算出
車検基本料・整備費約40,000円約50,000円※業者により変動
2年間の合計(目安)約163,740円約222,350円
1年あたりの差額約28,955円

※ガソリン代の前提条件(目安)

  • 年間走行距離: 5,000km
  • ガソリン価格: レギュラー 170円/L
  • 燃費(WLTCモード): 軽 21.6km/L(N-BOX)、普通車 22.0km/L(ソリオ・ハイブリッド)

※車検基本料・整備費は、部品交換が不要な場合の最低限の目安です。

※新車購入時は、エコカー減税により自動車重量税が免税または減税される場合があります。

このように、軽自動車とコンパクトカーを比較すると、年間で約2.9万円の差が生まれます。「利便性のコンパクトカー」を取るか、「コストの軽自動車」を取るか、ご家庭の利用目的と許容できるコストを天秤にかけて判断することが重要です。

以下の記事では、コスパ最強の車種をご紹介しています。併せてご覧ください。

セカンドカーの所有で得られるメリットについて、次章で詳しく解説します。

セカンドカーの所有で得られるメリット

維持費は増えますが、セカンドカーには大きな利便性や満足感があります。ここでは3つのメリットをご紹介します。

  • 家族間での使い分けができて利便性が向上する
  • 通勤用・趣味用など目的に特化した車を選べる
  • メインの車の走行距離や劣化を抑えられる

家族間での使い分けができて利便性が向上する

最大のメリットは、家族間で車を柔軟に使い分けられる点です。

例えば共働きで通勤時間が違っても、それぞれが車通勤できます。夫がセカンドカーで通勤し、妻がメインカーで送迎や買い物に行くことも可能です。

1台しかない場合の「どちらかが使えない」という時間的制約やストレスから解放され、利便性が向上します。

通勤用・趣味用など目的に特化した車を選べる

メインカーは「万能な車」を選びがちですが、セカンドカーは目的に合わせて振り切った車選びができるのが魅力です。

「燃費性能に特化」「趣味のアウトドアに特化」など、メインカーでは諦めていた趣味性の高いSUVを選んだり、逆に徹底的に低燃費な軽自動車を選んだりできます。

メインの車の走行距離や劣化を抑えられる

日常の「ちょい乗り」をセカンドカーが担うことで、メインカーの走行距離や劣化を抑えられます。メインカーがアルファードなどリセールバリューの高い車種なら、走行距離を抑えることは将来の査定額にも良い影響を与え、資産価値を守るという考え方です。

セカンドカーの所有はメリットが多い反面、注意しておくべき点もあります。次章で詳しく解説します。

セカンドカーの購入前に知っておくべき注意点

セカンドカーにはメリットだけでなく、無視できないデメリットもあります。購入前に以下の2点を確認し、許容できるか判断しましょう。

  • 2台分の維持費(税金・保険・駐車場代)が発生する
  • 駐車場スペースの確保が必須となる

駐車場スペースの確保が必須となる

維持費と関連し、2台目の駐車スペース確保も必須です。自宅敷地内に停められるか、出し入れはスムーズかを確認しましょう。スペースがなければ月極駐車場を探す必要があり、空き状況も考慮し、購入と並行して確保を進めましょう。

2台分の維持費(税金・保険・駐車場代)が発生する

最大の注意点は、2台分の維持費が継続的に発生することです。

税金、車検代、保険料、ガソリン代などが2台分かかります。特に見落としがちなのが「駐車場代」。自宅にスペースがなければ月極駐車場が必要で、都市部では年間数十万円の追加コストになることも。購入前のリサーチが必須です。

費用面は大きな負担となるため、可能な限り抑えたい方がほとんどでしょう。次章では、その方法について詳しく解説します。

セカンドカーの購入費用を賢く抑える3つの方法

セカンドカーの購入費用は、できるだけ安く抑えたいものです。ここでは、負担を軽減するための3つの具体的な方法をご紹介します。

  • カーリースやカーシェアリングを利用する
  • 中古車の購入を検討する
  • 今乗っている車を高く売却し、購入資金に充てる

カーリースやカーシェアリングを利用する

「所有」にこだわらなければ、「カーリース」や「カーシェアリング」も有力な選択肢です。

カーリース

月々定額で新車に乗れるサービスです。初期費用が不要な場合も多く、月額料金に税金や車検代が含まれ家計管理がしやすいです。ただし、原則中途解約不可、走行距離制限などに注意が必要です。

カーシェアリング

車を「所有」せず、必要な時に必要な時間だけ「共有(シェア)」するサービスです。利用頻度が週に1〜2回程度であれば、駐車場代や保険料もかからず、購入するより圧倒的にコストを抑えられます。

中古車の購入を検討する

購入費用を大きく抑えたいなら中古車は有効です。新車にこだわらなければ、同予算で上位車種を狙え、購入費を大きく節約できます。

特にセカンドカーとして子どもの送迎や趣味で使うなら、汚れや傷を気にせず使えるメリットもあります。状態の見極めは必要ですが、コストパフォーマンスを追求するなら最適です。

今乗っている車を高く売却し、購入資金に充てる

これは、セカンドカーの「買い替え」を検討している場合に最も効果的な方法です。今お乗りの車が高く売れれば、購入資金に充てられ、負担を大きく減らせます

ポイントは「どこに売るか」という買取業者選びです。ディーラー下取りは楽ですが、査定額が低い傾向にあります。愛車の価値を最大化するには、複数社に査定を依頼し、その中で最も高い金額を提示した信頼できる業者を選ぶことが重要です。

車の買取店選びのコツについては、以下の記事を参考にしてください。

数ある買取業者の中でも、おすすめなのが「最強買取」です。その理由について、次の章で詳しく解説します。

愛車の売却に「最強買取」がおすすめな理由

セカンドカーの買い替えで、今お乗りの車を少しでも高く売却したいなら、車買取業者「最強買取」にお任せください。最強買取は、中古車販売業者のトップランクが運営する車買取専門店です。なぜ高価買取が実現できるのか、その理由をご紹介します。

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まとめ|利用目的に合ったセカンドカーを賢く手に入れよう!

本記事では、セカンドカー選びのポイント、おすすめ車種、維持費の比較まで解説しました。大切なポイントを振り返りましょう。

  • セカンドカー選びは「利用目的」の明確化が最重要
  • 維持費を抑えるなら「軽自動車」が圧倒的に有利
  • 購入費用を抑えるには「中古車」や「カーリース」も有効な選択肢
  • 買い替えの場合は、今の車を「高く売却する」ことが最も重要

「誰が・何のために」使うのかをはっきりさせれば、ご家庭に合った一台が見つかります。

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