「アルファードの買取価格が急落しているって本当?」
「自分の車の価値は今いくらなんだろう…」
「相場は今後どうなっていくの?いつ売れば損しない?」
トヨタ アルファード/ヴェルファイアのオーナー様や、購入を検討されている方の中で、今まさにこのような疑問や不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。
自動車関連のニュースやSNSでは「アルファードの相場崩壊」「所有者は震えて待て」といった刺激的な言葉が飛び交っています。2024年前半には一部のモデルで新車価格を超えるほどのプレミア価格で取引されていたアルファード/ヴェルファイアですが、現在その買取相場は明らかに下落傾向に転じています。
そこで本記事では、まず相場急落の実態を最新のデータと共に詳しくご紹介します。その上で、なぜこのような状況が起きているのか、その理由と今後の展望についても深掘りしていきます。
さらに記事の後半では、相場が不安定な今だからこそ実践してほしい「売却で損しないための具体的な方法」を解説します。ぜひ最後までお読みいただき、市場で何が起こっているかを正確に把握し、あなたの愛車の価値を最大化するためにお役立てください。
目次
40系アルファード/ヴェルファイアの買取相場が下落!その実態とは

現行モデルである40系アルファード/ヴェルファイアの買取相場は、ニュースやSNSで話題になっているとおり、現在下降線をたどっています。市場では今一体何が起こっているのか、まずは以下の2つのポイントからその実態を解説します。
- 2024年より200万円近く値下がり
- 30系後期モデルの相場にも変化あり
2024年より200万円近く値下がり
実際の相場は本当に急落しているのでしょうか。中古車オークションの相場を公開しているカーオークション.jpのデータを参考に、以下の条件で価格の推移を見てみましょう。
- 年式:1年落ち
- 走行距離:10,000~20,000km
- グレード:Z(新車価格5,550,000 円 ~6,570,000)
- 評価点:4以上
時期 | 落札価格相場 |
2024年6月 | 764.0万円 |
2025年2月 | 652.3万円 |
2025年6月 | 587.5万円 |
※上記はあくまで参考値です
昨年2024年6月時点では、発売から1年が経過してもなお、新車価格を100万円以上も上回るプレミアム価格で取引されていました。しかし、2025年に入ってから相場は下落に転じ、直近の6月には昨年同月と比較して約177万円もの大幅な下落を記録しています。
わずか1年でここまで相場が大きく変動するのは異例の事態であり、「相場急落」は紛れもない事実だと言えるでしょう。
30系後期モデルの相場にも変化あり
この相場下落の影響は、現行の40系だけに留まりません。2023年後半以降、40系の納期遅延の影響を受けて中古車価格が高騰していた前モデル、30系後期にも変化が見られます。
同様に「カーオークション.jp」を参考に、以下の条件で相場の推移を確認しました。
- 年式:5年落ち
- 走行距離:40,000~60,000km
- グレード:2.5S Cパッケージ
- 評価点:4以上
時期 | 落札価格相場 |
2024年6月 | 432.7万円 |
2025年2月 | 387.3万円 |
2025年6月 | 348.7万円 |
40系と同様に、1年間で80万円以上という大幅な相場下落が見られます。このデータから、アルファード/ヴェルファイア市場全体が価格調整の局面に入っていることが分かります。
なぜアルファード/ヴェルファイアの相場は下落したのか?3つの理由を解説

では、なぜこれほどの相場急落が起こっているのでしょうか。ここでは、その主な要因として以下の3つを解説します。
- 新車の供給安定化による中古車流通量の増加
- 一部改良モデルの登場と新グレード追加の影響
- これまで相場を支えてきた海外需要の変化
新車の供給安定化と中古車流通量の増加
新車の供給が安定化してきた
これまでの中古車価格の異常な高騰は、世界的な半導体不足や人気の集中などを原因とする新車の深刻な供給遅延が大きな要因でした。納車まで1年以上待つことも珍しくなく、「今すぐ乗りたい」という需要が、即納可能な中古車市場へ殺到していたのです。
しかし現在、新車の納期は6ヶ月前後にまで短縮されるなど、供給体制は安定化に向かっています。これにより、中古車の需要過多が緩和されました。
中古車市場の流通量が増加した
加えて、2023年6月の発売から2年以上が経過し、最初のオーナーが手放した車両などが中古車市場に流通し始め、供給量そのものが増加しています。この需給バランスの変化が、価格を下落させる直接的な要因となっているのです。
一部改良モデルの登場と新グレード追加の影響
自動車の価値は、その「新しさ」に大きく左右されます。アルファード/ヴェルファイアは2025年1月に年次改良が行われ、装備のアップデートなどが実施されました。
このような一部改良モデルが登場すると、それ以前の初期モデルは相対的に「型落ち」という扱いになります。最新モデルを求めるユーザーの関心は新しい年式のモデルへと移るため、初期モデルの中古車需要は落ち着き、相場が下がる一因となります。
これまで相場を支えてきた海外需要の変化
アルファード/ヴェルファイアの異常とも言える価格高騰を語る上で、マレーシアをはじめとする東南アジア諸国からの強力な輸出需要は欠かせない要素でした。これらの国々の富裕層にとって、アルファードは一種のステータスシンボルであり、国内相場を大きく引き上げる原動力となっていたのです。
しかし、マレーシアを中心とした海外需要がいったん落ち着いたとの見方が出てきています。これまでの輸出で需要が一巡したためで、その結果異常な高騰は落ち着いてきたと考えられます。
なお、中古車全体のリセールバリューは今後どうなっていくのかについては、以下の記事で解説しています。
アルファード/ヴェルファイアの買取相場は今後どうなる?

次に、オーナー様が最も気になるであろう今後の買取相場の動向について、以下の2つのポイントで解説します。
- 専門家の見解:買取相場は緩やかな下落傾向を予想
- 売却・購入に最適なタイミングの見極め方
専門家の見解:買取相場は緩やかな下落傾向を予想
複数の専門家や業界関係者の間では、「今後も相場は緩やかに下落を続けるのではないか」という見解が主流です。
現在の「下落」は、あくまでもこれまでの異常な高騰が落ち着き、市場が正常化へ向かっている過程と捉えられるからです。その証拠に、一般的な車種の残価率と比較すれば、依然としてアルファード/ヴェルファイアの価値は驚異的な水準を維持しています。
多くの専門家は、市場が考える「適正な価値」は現在の価格よりももう少し下にあると見ており、その水準に落ち着くまで、緩やかな下落傾向が続くと予測しています。
売却・購入に最適なタイミングの見極め方
今後の展望はあくまで予測であり、最適なタイミングは個人の状況によって異なります。
売却を検討している方は今が売り時
もしリセールバリュー、つまり売却価格を最も重視するのであれば、「今」がひとつの売り時と言えるかもしれません。今後、再び以前のような異常な高騰が起こる可能性は低いと見られており、緩やかな下落が続くとすれば、時間が経つほど価値は目減りしていくからです。
一方で、現在の愛車に満足しているのであれば、相場に一喜一憂せず乗り続けるというのも賢明な選択です。
購入を検討している方はもう少し先が良い
購入を検討している方にとっては、現在の価格下落は朗報です。しかし、今後も緩やかな下落が予測されるため、焦って今すぐ決断するよりも、市場の動向をもう少し注視してみるのが良いでしょう。「買い時」が近づいていることは間違いありません。
相場急落の今こそ!アルファード/ヴェルファイアの売却で損しない買取店の選び方3選

相場が不安定な今、愛車の価値を最大限に引き出すためには「買取店選び」がこれまで以上に重要になります。ディーラー下取りや、1社だけの査定で安易に決めてしまうと、数十万円単位で損をしてしまう可能性も否定できません。
ここでは、後悔しないための買取店の選び方として、以下の3つのポイントをご紹介します。
- 海外販路を持ち「世界相場」を査定基準にしているか
- 人気車種の買取実績が豊富でモデルごとの価値を熟知しているか
- 中間マージンを削減できる「自社販売網」があるか
海外販路を持ち「世界相場」を査定基準にしているか
買取店を選ぶ上で最も重要なのは、海外への直接的な販売ルートを持ち、「世界相場」を査定基準にしているかという点です。
アルファード/ヴェルファイアの買取相場は、国内だけでなく海外、特に東南アジアでの強い需要によって大きく支えられています。国内の相場だけを基準にする買取店では、その国際的な価値を正しく評価することができません。
人気車種の買取実績が豊富でモデルごとの価値を熟知しているか
次に重要なのが、アルファード/ヴェルファイアのような人気車種の買取実績が豊富で、モデルごとの価値を熟知している業者を選ぶことです。グレードやボディカラーはもちろん、どのメーカーオプションが付いているかで、評価は数十万円単位で変わることもあります。
特にサンルーフや本革シートといった装備は、海外で絶大な人気を誇るため、その価値を正しく評価できるかどうかは査定士の知識と経験に大きく依存します。実績豊富な業者であれば、こうした「プラスαの価値」を的確に見抜き、査定額に反映させることができます。
中間マージンを削減できる「自社販売網」があるか
最後に、買い取った車を直接販売できる「自社販売網」を持っていることも、高価買取を実現する上で見逃せないポイントです。
多くの買取専門店は、買い取った車を業者専門の中古車オークションに出品して売却します。その際にかかる手数料は、当然ながら買取価格から差し引かれます。しかし、自社で販売店を持つ業者は、オークションを通さず直接次のオーナーに販売できるため、その手数料分を買取価格に上乗せすることが可能になります。
買取店選びで失敗しない方法について、もっと詳しく知りたい方は下記の記事も合わせてご覧ください。
この章では、買取店選びの3つのポイントを解説しましたが、「最強買取」はこれらすべてを満たす買取店です。そんな最強買取のおすすめポイントを、次の章で詳しく解説します。
【必見】「最強買取」がアルファード/ヴェルファイアを買取強化中!
ここまで、アルファード/ヴェルファイアの相場急落の実態やその理由、今後の展望をお伝えしました。相場が急落している今だからこそ、信頼できる買取店を見つけ、適正価格で買取してもらうことが重要です。
とはいえ、数ある買取業者の中から前項でお伝えした条件を満たす業者を探し出すのは簡単ではありません。
そこでおすすめなのが、良い業者の条件をすべて満たす車買取業者「最強買取」です。最強買取をおすすめしたい理由は以下の通りです。
- 海外需要を反映した査定で、愛車の価値を最大化します
- プロの査定士が大切なお車の本当の価値を見抜きます
- 年間10,000台以上の取引実績で、どのような車も査定します
- LINEや写真だけの簡単査定、名義変更なども完全無料で対応します
- 「二重査定」は行いません(※査定時と契約時に実車の状態に相違があった場合を除く)
売却をご検討中の方はもちろんのこと、「とりあえず相場だけ知りたい」という方も大歓迎です。最短5分で仮査定額がわかる「LINE査定」や「最強写メ査定」で、お気軽に愛車の価値をお尋ねください。最強買取の査定員が真価を見出して査定額をご案内します。
なお、2025年9月現在、アルファード/ヴェルファイアを「買取強化車種」に指定しています。どこよりも高く買取できますので、ぜひ一度お問い合わせください。
