【年式別】車は何年で売るのが得なのか解説!損しないタイミングと3つのコツ

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自分の車は、何年目に売るのが一番得なんだろう?

どうせ売るなら、少しでも高く売りたいけど、損しない方法が知りたい…

マイカーの売却を検討される中で、このような疑問をお持ちではないでしょうか。特に、車検が近づいているタイミングでは「このまま乗り続けるか、それとも売却して乗り換えるか」で悩まれる方も多いはずです。

実は、車の価値を最大限に引き出すためには、売却の「タイミング」を見極めることが重要です。売却する年が1年違うだけで、査定額が数十万円も変わってしまうケースは決して珍しくありません。

そこで本記事では、車は新車登録から何年目で売るのが得なのかを、具体的な理由と共に解説します。さらに、年式という軸だけでなく、さらに高値を目指すための具体的な方法や、最も重要な「買取店選び」のポイントまで詳しくご紹介します。

ぜひ最後までお読みいただき、愛車の売却で損しないための知識を身につけ、その価値を最大化させる参考にしてください。

車を高く売るには「タイミング」が重要な理由

愛車の価値を最も大きく左右する要因、それは「年式」です。車の価値は、時間が経つにつれて下がっていきます。特に、新車登録からの経過年数は査定額を決める上で非常に重要な基準となり、タイミングを逃すだけで数十万円もの損をしてしまう可能性があるのです。

例えば、軽自動車で市場流通量が最も多く、一般的な価値の変動を説明するのに適している「ホンダ N-BOX」の買取価格の推移を見てみましょう。

■【2025年8月現在】ホンダ N-BOXの参考買取価格

新車登録からの経過年数新車価格買取り参考価格残価率(リセールバリュー)
1年落ち169万円120万円71.0%
3年落ち145万円94万円64.8%
5年落ち143万円86万円60.1%
7年落ち132万円47万円35.6%
10年落ち127万円4万円0.3%
13年落ち124万円ー(買取り実績なし)

※上記は以下の条件で算出しています。

  • ベースグレード(G)、2WD
  • 想定走行距離:年間1万km
  • 人気のボディカラーやオプション、事故歴、車両の状態は考慮しない平均的な価格
  • トヨタ自動車株式会社が提供する「買取り参考価格情報」を基に作成

この表から、5年を過ぎると残価率が大幅に下落していることが分かります。あくまで一例ですが、実際の買取価格は、お車の状態や装備、売却時期などさまざまな要因で変動します。

こちらを踏まえて、次の章では「車は何年で売るのが得なのか」という疑問により詳しくお答えしていきます。

【年式別】車を売るのにおすすめのタイミング

ここでは、おすすめのタイミングを以下の年式別にご紹介します。

  • 3年(初回車検前)
  • ~5年以内(2回目車検前)
  • ~10年以内

【おすすめ度:★★★★★】3年(初回車検前)

最もおすすめなのが、新車登録から3年目の初回車検前です。理由は以下の通りです。

  • 高い需要と価値:3年落ちの車は中古車市場で非常に人気が高く、高値で取引される傾向にあります
  • 良好なコンディション:走行距離が比較的少なく、内外装の状態も良い車両が多いため、買い手がつきやすいのが特徴です
  • メーカー保証の残存:万が一の故障にも対応できるメーカーの新車特別保証(5年または10万km)が残っている点も、査定額を押し上げる大きなプラス材料です
  • 車検費用の節約:初回車検には10万円以上の費用がかかることも。その前に手放すことで、まとまった出費を完全に節約できます

「新車は高額で手が出ないけど、なるべく状態の良いクルマが欲しい」というユーザーは多いです。そのため、3年前後の中古車の需要は高く、その分買取価格も高額になります。

加えて、メーカー保証が十分残っているという点は、買取価格を引き上げる大きな武器です。

さらに、修理や交換の大きな出費を避けられる車検前こそが、最も高く売却できる絶好のタイミングと言えるでしょう。車検前に車を売るべきである理由については、以下の記事で詳しく解説しています。

【おすすめ度:★★★★☆】~5年以内(2回目車検前)

5年目、2回目の車検前も売却におすすめのタイミングです。

  • メーカー保証終了の影響:新車から5年が経過すると、多くのメーカーでエンジンや電装系といった重要部品を保証する「特別保証」が終了します。この保証が切れると査定額が下がる傾向にあるため、その前に売るのが得策です
  • 依然として高い需要:走行距離が5万km前後の車両が多く、中古車としてまだまだ十分な価値と需要があります
  • フルモデルチェンジ発表前:発表後は前モデルの価値が下落する傾向にあります。車種によって早ければ5~7年ほどでフルモデルチェンジが行われるため、早めの売却がおすすめです
  • 高額になりがちな車検費用:2回目の車検では、タイヤやバッテリーといった消耗品の交換時期と重なることが多く、初回よりも費用が高額になるケースが一般的です。負担が大きくなる前に売却するのも賢い選択です

前の章でご紹介した表のように、3年目での売却には及びませんが、このタイミングを逃すと大きく価値が下がってしまう可能性があります。今後増えてくる維持費や、モデルチェンジによる価値の大幅な下落を避けることも大きなポイントとなるからです。

大きな価格下落が始まる前の「最後の売り時」とも言えるのが、この5年目のタイミングです。

【おすすめ度:★★☆☆☆】~10年以内

大きな節目とされる「10年10万km」を前に、7年目や9年目といったタイミングで売却を検討するのも一つの方法です。

  • 「10年10万km」の壁:中古車市場では「10年落ち」または「走行距離10万km超」の車両は、需要が大きく低下し、買取価格も一気に下がる傾向があります。これを超えると思うような値段がつきにくくなります。
  • 税金の負担増:新車登録から13年が経過すると、自動車税と自動車重量税が増税となり、維持費の負担が大きくなります。
  • 修理費用の増加:年式が古くなり走行距離が延びるほど、故障のリスクや交換部品が増え、修理費用も高額になりがちです。

近年は、技術の向上により、ミニバンやSUVなど人気車種であれば10年10万kmを超えても高い価値を維持するものもあります。しかし、中古車サイトで検索する際「~10年」「~10万km」とフィルターをかけられることが多く、結果需要は下がる傾向にあります。

また、今後の維持費や買い替え費用を総合的に考えて、大きな出費が発生する前に手放すという判断も重要です。

【例外】海外需要に強い車種は当てはまらない

ここまでの法則には、大きな例外があります。それは、ランドクルーザー、アルファードといった海外で絶大な人気を誇る車種です。それぞれ異なる需要を持っており、傾向は大きく異なります。

代表的な車種需要の傾向詳細売却に適したタイミング
アルファード/ヴェルファイア東南アジアの富裕層から、新しいモデルの中古が人気・ステータスシンボルとして・新車にかかる高額な関税~5年以内
ランドクルーザーなどのトヨタSUVアジア、アフリカの砂漠や未舗装路の多い地域で人気・悪路走破性・整備しやすい構造・ステータスシンボル年式は問わない

これらの車種は、国内市場の常識が通用しないケースが多いため、海外相場に詳しい専門業者へ査定を依頼することが、価値を最大化する鍵となります。

そこでおすすめなのは「最強買取」です。世界相場を基準にした査定で海外への売却に強いのが特長で、年間10,000台以上の取扱実績から愛車の確かな価値を見出します。さらに、2025年8月現在、アルファード、ランドクルーザーは買取強化車種に指定し、積極的な買取を行っています。

「まだ売るか決めていないが、今の価値だけ知りたい」といったご相談も大歓迎です。気になる方は、以下リンクから詳細を確認しお問い合わせください。

「最強買取」について詳しく見てみる

中古車を高く売る3つのコツ

最適な年式を見極めることに加え、いくつかのコツを実践することで、さらに愛車を高く売れる可能性が高まります。

具体的な方法として、以下の3つを解説します。

  • 1~3月に売る
  • ディーラーでの下取りではなく買取業者に依頼する
  • 複数業者に査定してもらう(相見積もり)

1~3月に売る

中古車が最も売れる時期は、新生活が始まる直前の1~3月です。この時期、買取業者は在庫を確保するために買取を強化します。需要が高まるピークに合わせて売却することで、通常期よりも高い査定額を引き出しやすくなります。

ディーラーでの下取りではなく買取業者に依頼する

車の乗り換え時、多くの方がディーラーでの「下取り」を検討しますが、高値を目指すなら「買取」が断然おすすめです。

買取業者は国内外に多様な販売ルートを持っているため、車種や状態に合わせた最も高い販路で売却できます。一方、ディーラーの下取りは、次の新車が納車されるまでの価格変動リスクを考慮した、やや低めの査定額が提示されがちです。

複数業者に査定してもらう(相見積もり)

愛車の本当の価値を知り、最高額で売却するためには、複数の買取業者に査定を依頼する「相見積もり」が不可欠です。業者ごとに得意な車種や販売ルートが異なるため、査定額に差が生まれます。最低でも3~5社に査定してもらい、各社の価格や対応を比較することで、最も良い条件の業者を見つけることができます。

相見積もりについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

では、具体的にどのような基準で買取業者を選べば良いのでしょうか。次の章で詳しく解説します。

失敗しない買取業者の選び方3選

数ある買取業者の中から、信頼できて高く買い取ってくれる業者を見つけるには、以下の3つのポイントをチェックしましょう。

  • 海外相場を査定基準としているか
  • 口コミやレビューで悪い評価が目立たないか
  • 自社で販売店を持っているか

海外相場を査定基準としているか

先述の通り、車種によっては海外での需要が査定額を大きく左右します。国内の相場しか見ていない業者では、海外で人気のある車種の本当の価値を見抜けません。グローバルな相場を基準に査定してくれる業者を選ぶことが重要です。

口コミやレビューで悪い評価が目立たないか

Googleマップの口コミなどをチェックし、実際の利用者の声を確認しましょう。査定額だけでなく、スタッフの対応や手続きのスムーズさなども、総合的な満足度を判断する材料になります。悪い評価があまりに目立つ業者は避けるのが賢明です。

自社で販売店を持っているか

自社で中古車販売店を運営している業者は、買取から販売までをワンストップで行えます。オークションなどを介す中間マージンがかからないため、その分を買取価格に上乗せすることが可能です。

売却に適した年式を見極め、上記のポイントで買取業者を選べば、車の売却で失敗する可能性は低いです。

これらのポイントをすべて満たし、安心して愛車を任せられる買取店として、中古車販売店トップランクが運営する「最強買取」をおすすめします。年間10,000台を超える取引実績から、愛車の本当の価値を見つけ出します。

詳しくは次の章でご紹介します。

「最強買取」なら愛車の価値を最大化できる!

「最強買取」は、これまで解説してきた「高く売れる買取業者の条件」をすべて満たす買取業者です。他社に負けない高価買取を提示できる理由として、以下が挙げられます。

  • 【自社販売店運営】自社販売店「トップランク」を運営しており、中間マージンがかからず、その分を買取価格に反映。高価買取を実現します
  • 【海外需要を加味した高額査定】国内市場だけでなく、世界的な需要を反映した査定により、他社よりも高値の提示が可能です
  • 【年間1万台超の実績】年間10,000台以上を取り扱う豊富な実績で、的確な査定を実現します
  • 【古い車や不動車も対応】13年以上経過した車はもちろん、動かない車や事故車も気軽にご相談いただけます
  • 【自宅から簡単に仮査定】LINE査定」や「最強写メ査定」を利用すれば、自宅にいながら迅速に仮査定を受けられます
  • 【各種手続きも無料で代行】名義変更などの煩雑な手続きも、手数料無料で代行します

公式ホームページでは、過去の買取実績や最新の買取強化車種情報もご覧になれます。「売るかわからないけど、とりあえず今の査定額を知りたい」という方には「LINE査定」や「最強写メ査定」がおすすめです。愛車の詳細と画像を送るだけで、車の査定士が迅速におおよその査定額をご提示します。

もちろん費用は一切かかりません。以下のリンクからお気軽にご利用ください。

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まとめ|最適なタイミングで信頼できる買取店に売却しよう

本記事では、車を売るのにお得なタイミングや、高く売るためのコツについて解説しました。押さえておくべきポイントは以下の通りです。

  • 売却のタイミングは3年、5年、10年以内が節目
  • ランクルやアルファードなど海外需要の高い車は例外
  • 高く売るには「1〜3月」「買取業者」「相見積もり」が重要
  • 業者選びは「海外相場」「自社販売」「口コミ」をチェック

最適なタイミングで、信頼できる業者に売却することが、愛車の価値を最大化する何よりの秘訣です。

また、少しでも高く愛車を売却したいとお考えなら、前の章で詳しくご紹介した「最強買取」の無料査定をお試しください。あなたの愛車に、最高の価値をご提示することをお約束します。

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最強買取jp