ランドクルーザーのリセールバリューは、国産車の中でもトップクラスです。しかし、昨今まことしやかに囁かれているのが「ランクルのリセールが崩壊する」という噂です。
本記事では、ランドクルーザー250/300/プラドのリセールバリューをご紹介します。年式・グレード別の買取相場に加え、リセール崩壊に関する今後の見解も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
ランドクルーザー250系のリセールバリュー

ランドクルーザー250は、悪路走破性に優れた本格派SUVとして、世界中で高い人気を誇るランドクルーザーシリーズの最新モデルです。ランドクルーザープラドの後継車種として、2024年4月に登場しました。
ここでは、ランドクルーザー250のリセールバリューについて、年式別に詳しく見ていきましょう。各年式ごとの詳細なデータは、以下で詳しく解説していきます。
年式 | リセール率(残価率) |
当年もの | 128.3% (平均) |
1年落ち | 119.2% (平均) |
【当年】ランドクルーザー250のリセールバリュー/残価率
グレード | 新車価格 | 平均買取相場 | リセール残価率 |
2.7 VX | 545万円 | 734万円 | 134.6% |
2.7 VX ファーストエディション | 590万円 | 857万円 | 145.2% |
2.8ディーゼル VX | 630万円 | 750万円 | 119.0% |
2.8ディーゼル ZX | 735万円 | 838万円 | 114.0% |
2.8ディーゼル GX | 520万円 | 671万円 | 129.0% |
※走行距離は未使用~5千km以下を想定
【1年落ち】ランドクルーザー250のリセールバリュー/残価率
グレード | 新車価格 | 平均買取相場 | リセール残価率 |
2.7 VX | 545万円 | 692万円 | 126.9% |
2.7 VX ファーストエディション | 590万円 | 780万円 | 132.2% |
2.8ディーゼル VX | 630万円 | 732万円 | 116.1% |
2.8ディーゼル ZX | 735万円 | 812万円 | 110.4% |
2.8ディーゼル VX ファーストエディション | 700万円 | 773万円 | 110.4% |
※走行距離は未使用~2万km以下
ランドクルーザー300系のリセールバリュー

ランドクルーザーシリーズの象徴ともいえる、ランドクルーザー300系。悪路走破性と快適性を兼ね備え、世界中で高い人気を誇ります。2021年にはフルモデルチェンジを行い、内外装のデザインを一新するとともに、様々な最新技術が投入されました。
ここでは、ランドクルーザー300系のリセールバリューについて詳しく見ていきましょう。
年式 | リセール率(残価率) |
当年もの | 111.9% (平均) |
1年落ち | 119.2% (平均) |
【1年落ち】ランドクルーザー300系のリセールバリュー/残価率
グレード | 新車価格 | 平均買取相場 | リセール残価率 |
3.5 ZX | 730万円 | 942万円 | 129.0% |
3.5 GRスポーツ | 770万円 | 865万円 | 112.3% |
3.5 VX | 630万円 | 716万円 | 113.6% |
3.3 ZX ディーゼル | 760万円 | 1036万円 | 136.3% |
3.3 GRスポーツ ディーゼル | 800万円 | 904万円 | 113.0% |
※走行距離は未使用~2万km以下
【3年落ち】ランドクルーザー300系のリセールバリュー/残価率
グレード | 新車価格 | 平均買取相場 | リセール残価率 |
3.5 AX | 550万円 | 583万円 | 106.0% |
3.5 ZX | 730万円 | 945万円 | 129.4% |
3.5 GRスポーツ | 770万円 | 823万円 | 106.8% |
3.3 ZX ディーゼル | 760万円 | 877万円 | 115.3% |
3.3 GRスポーツ ディーゼル | 800万円 | 816万円 | 102.0% |
※走行距離は5千km~5万km以下
ランドクルーザープラドのリセールバリュー

ランドクルーザープラドは、1990年に販売開始されたSUVです。オフロード走破性はもちろん、オンロードでの快適な走行性能も追求した本格的なSUVとして、国内外で高い人気を誇ります。日本の道路事情にもマッチしていることから、長年にわたり多くの人に愛されてきました。
ここでは、ランドクルーザープラドのリセールバリューについて見ていきましょう。
年式 | リセール率(残価率) |
3年落ち | 88~91% |
5年落ち | 74~111% |
7年落ち | 64~74% |
10年落ち | 40~49% |
【3年落ち】ランドクルーザープラドのリセールバリュー/残価率
グレード | 新車価格 | 買取相場 | リセール残価率 |
TX | 366万円~ | ~380万円前後 | ~103%前後 |
TX Lパッケージ | 416万円~ | ~416万円前後 | ~100%前後 |
TX Lパッケージ 70thアニバーサリーリミテッド | 429万円~ | ~402万円前後 | ~93%前後 |
TZ-G | 554万円~ | ~453万円前後 | ~81.7%前後 |
【5年落ち】ランドクルーザープラドのリセールバリュー/残価率
グレード | 新車価格 | 買取相場 | リセール残価率 |
TX | 360万円~ | ~360万円前後 | ~100%前後 |
TX Lパッケージ | 412万円~ | ~397万円前後 | ~96%前後 |
TZ-G | 546万円~ | ~425万円前後 | ~77%前後 |
【7年落ち】ランドクルーザープラドのリセールバリュー/残価率
グレード | 新車価格 | 買取相場 | リセールバリュー |
TX | 353万円~ | ~318万円前後 | ~90%前後 |
TX Lパッケージ | 404万円~ | ~355万円前後 | ~87%前後 |
TZ-G | 536万円~ | ~375万円前後 | ~69%前後 |
【10年落ち】ランドクルーザープラドのリセールバリュー/残価率
グレード | 新車価格 | 買取相場 | リセールバリュー |
TX | 327万円~ | ~233万円前後 | ~71%前後 |
TX アルジェントクロス | 334万円~ | ~242万円前後 | ~72%前後 |
TX Lパッケージ | 372万円~ | ~256万円前後 | ~68%前後 |
TZ | 437万円~ | ~253万円前後 | ~57%前後 |
TZ-G | 504万円~ | ~264万円前後 | ~52%前後 |
ランドクルーザーのリセールバリューが高い理由

ランドクルーザーは、国産車の中でもトップクラスのリセールバリューを誇ります。その背景には、世界中で愛される理由があります。
世界が認める信頼性と耐久性
ランドクルーザーが世界中で高く評価されている理由の一つに、トヨタブランドへの信頼と、ランドクルーザーが誇る圧倒的な耐久性が挙げられます。世界170以上の国と地域で使われている実績が、ランドクルーザーの信頼性を物語っています。
特に、舗装されていない道路が多い海外では、ランドクルーザーの耐久性が高く評価されています。悪路をものともしない車体の剛性、そして故障の少なさが、世界中のユーザーから信頼を得ているのです。
過酷な環境に負けない悪路走破性
ランドクルーザーが世界中で愛される理由の一つに、卓越した悪路走破性が挙げられます。ランドクルーザーの悪路走破性を支えるのは、何よりもまず頑丈なフレームです。悪路での衝撃やねじれに耐え、車体をしっかりと保護します。
また、強力なエンジンと信頼性の高い四輪駆動システムも、走破性を高める重要な要素です。世界中のどんな道でも走破できるという安心感が、ランドクルーザーの大きな魅力となっています。
流行に左右されない普遍的なデザイン
ランドクルーザーシリーズは、一目でそれとわかる、無骨で力強いスタイリングが特徴です。ワイルドな外観は時代を超えて多くの人を魅了し、流行に左右されない普遍的なデザインとして確立されています。
ランドクルーザーのデザインは、単なる外観だけでなく、耐久性や機能性も考慮されています。悪路走破性を重視した力強いフォルムや、実用性を追求したシンプルな内装は、長年培われたノウハウが反映されたものです。だからこそ、飽きの来ないデザインとして長年愛されているのでしょう。
ランドクルーザーのリセールバリューは崩壊する?

ランドクルーザーは長年にわたり高いリセールバリューを維持してきましたが、近年「崩壊する」という声も聞かれるようになりました。実際のところはどうなのでしょうか?
今後の傾向について、分析していきましょう。
プレミア価格は落ち着き適正価格に
ランドクルーザーは、新車納期の遅延などから中古車市場でプレミア価格がついていましたが、徐々に落ち着きを見せています。
特にランドクルーザー300系は、発売当初に価格が高騰しましたが、中古車の流通量が増加したことで、価格が落ち着きつつあります。ただし、グレードや年式、走行距離、状態によっては、依然として高値で取引されるケースも少なくありません。
今後は新車の供給状況が安定化するにつれて、中古車価格はさらに適正な水準に戻っていくと予想されます。とはいえ、ランドクルーザー自体の人気は根強く、極端な価格崩壊は考えにくいでしょう。
維持費が高いため需要が減る可能性も
ランドクルーザーは高性能と人気を誇る一方、維持費の高さがネックとなり、需要が減少する可能性も捨てきれません。
自動車税、重量税、保険料、車検費用など、維持にかかる費用は一般的な乗用車と比較して高額です。燃料費も考慮すると、維持費の負担はさらに大きくなるでしょう。
維持費を考慮し、ランドクルーザーを手放すユーザーが増え、中古車が市場に溢れたり、そもそもの需要が減少したりする可能性も考えられます。
年式が古くならないうちに売却するのが吉
高いリセールバリューが魅力のランドクルーザーですが、一般的な中古車と同じく年式の経過とともに価値が下がるのは避けられません。特に、フルモデルチェンジやマイナーチェンジが行われると、旧モデルの価格が下落する傾向があります。
一般的に、車の価値は新車登録から3年、5年、7年と経過するにつれて大きく下がります。ランドクルーザーも例外ではなく、年式が古くなるほど買取価格は低下します。
また、走行距離もリセールバリューに影響します。過走行車は敬遠される傾向があるため、走行距離が少ないうちに売却することも高価買取のポイントです。ランドクルーザーの売却を検討している方は、早めの行動が功を奏すかもしれません。
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