「今は売るつもりはないけれど査定だけでも依頼していいのか」「査定を受ける際の注意点が知りたい」とお悩みではありませんか?純粋に現在愛車にどのくらいの価値があるのか知りたい、あるいは今後の家計のやりくりの参考にするために査定だけ受けたいと考える方は多いでしょう。
結論として、ほとんどの買取業者は査定のみの依頼を歓迎しています。それは、顧客との関係性を構築するきっかけとなるからです。
この記事では、査定のみの依頼について徹底解説します。ぜひ最後まで読んでいただき、買取査定を受ける際の参考にしてください。
この記事でわかること 査定のみを依頼する際の注意点 買取査定を受ける流れ 査定額に影響を与えるポイント 査定額アップのコツ |
目次
ほとんどの業者は買取査定のみでもOK!

ほとんどの買取業者は査定のみの問い合わせを歓迎しています。その理由は、顧客との関係性を構築できるメリットがあるからです。
独立行政法人国民生活センター発刊の「国民生活2023年5月号(No.129)」内のコンテンツ「契約の基礎知識~自動車編~」によると、『売主と買主の合意をもって売買契約を締結する』とあるように、そもそも顧客には、査定を受けたからといって売却する義務はありません。
しかし、査定を依頼する際にはいくつかの注意点も存在します。以下で詳しく解説していきます。
査定のみを依頼する際の注意点5つ

査定のみの依頼は可能ですが、以下の注意点を押さえておくことで、トラブルを避けることができます。
- 事前にすぐ売らないと伝えておく
- 査定額はあくまでも現状のもの
- 査定額は買取業者により異なる
- 車内外をキレイにしておく
- 売却を勧められることもある
以下で、それぞれのポイントを詳しく解説します。
事前にすぐ売らないと伝えておく
査定依頼を申し込んだ時点で、すぐに売却する意思がないことを伝えておくと、以下のようなメリットがあります。
- 査定時に強引な営業を受けずに済む
- 業者とのトラブルが回避できる
査定時に強引な営業を受けずに済む
事前に売却意思がないと伝えておくことで、しつこい営業に遭うリスクを減らせます。残念ながら一部の買取業者では、売却を断った後もしつこく勧めてくる場合があります。
押しに弱い方の場合、断り切れず契約してしまう可能性も否定できません。例えば、業者の熱心な営業に押されて「とりあえず契約」としてしまい、後で後悔したという話も耳にします。そのため、査定依頼時には「今は売却するつもりはない」と明確に伝えることが重要です。
業者とのトラブルが回避できる
また、事前に売却の意思がないことを伝えておくことで、業者とのトラブルを防げます。出張査定の場合、査定員に「売る気がないのに呼ぶな」と不快に思われる可能性があるため、配慮が必要です。
査定のみを受け付けていない業者であれば、問い合わせ時点で断られるため、結果的にお互い気持ちよくやり取りができます。
査定額はあくまでも現状のもの
査定額は、あくまで現状のものであることを理解しておきましょう。車の価値は、その時々の需要や時期、状態によって大きく変動します。
例えば、査定時に100万円の価値があった車でも、半年後に同じ価値が保証されるわけではありません。業者ごとに査定額の保証期間が設定されていることが多く、それを超えると同じ価格で売れるとは限らないことを念頭に置きましょう。
査定額は買取業者により異なる
査定額が買取業者によって異なることも注意が必要です。各社それぞれ独自の査定基準を持っているため、査定結果に違いが生じることがあります。
例えば、A社では80万円の査定だったのに対し、B社では100万円といったケースも珍しくありません。そのため、複数の業者に査定を依頼し、各社の査定額を比較する「相見積もり」を活用することをおすすめします。
■参考記事:車買取で相見積もりを活用する方法と高く売るためのポイント
「最強買取」では、経験豊富な査定員が愛車の価値を最大限引き出します。まずは最短1分で査定額がわかる「最強写メ査定」や「LINE査定」をぜひお試しください。
車内外をキレイにしておく
査定を受ける前に、車内外をきれいにしておくことも重要です。外観が汚れていたり、車内にゴミが散乱していると印象が悪くなり、査定額に影響を与えます。
最低限、ボディは洗車で汚れを落とし、車内はゴミを捨てて掃除機をかけるなどしておきましょう。査定員も人間ですので、気持ちよく査定できる環境を整えることで、最大限の価値を提示してもらいやすくなります。
売却を勧められることもある
最後の注意点は、事前に「査定だけ」と伝えていても、売却を勧められることがあるという点です。買取業者としては、せっかく査定したのなら買い取って帰りたいというのが本音でしょう。
もしそうなった場合でも、「事前にお伝えした通り、今は売るつもりがない」と断る勇気を持ちましょう。ただし、予想以上に高額な査定額が提示された場合は、売却を検討しても良いかもしれません。
いずれにしても、現状を踏まえて後悔しない選択を心がけましょう。
買取査定を受ける流れは4ステップ

次に、実際に買取査定を受けるまでの流れを解説します。
- 必要書類を揃える
- 買取業者の選定
- 査定の日時を決める
- 査定を受ける
それぞれ詳しく見ていきましょう。
必要書類を揃える
まず、最低限の書類を揃えておきましょう。査定のみを依頼する場合は、以下の書類を準備するだけで問題ありません。
- 車検証(自動車検査証)
- 自賠責保険証明書
- 自動車リサイクル券
- 点検記録簿(記録があれば)
これらを用意していれば、申し込みがスムーズです。問い合わせ時には、車の現在の総走行距離をメモしておくとよいでしょう。
買取業者の選定
次に、インターネットなどを利用して査定を依頼する買取業者を選びます。業者選びのポイントは以下のとおりです。
- 一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC)に約款の監修を受けた事業者
- 世界相場を査定基準にしている
- 簡単に仮査定額が分かるサービスがある
それぞれ詳しく解説します。
一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC)に約款の監修を受けた事業者
最近、悪質な買取業者の存在がニュースなどで話題になり、不安を感じる方も多いかもしれません。事実、独立行政法人国民生活センターが2023年に公表したデータによると、中古車の売買における消費者センターへの相談件数は前年比で増加しています。(参照:増加する中古自動車の売却トラブル-強引な勧誘やキャンセル妨害も-2023年3月22日公表)
このようなリスクを避けるためにも、一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC)に約款の監修を受けた業者を選ぶのが安心です。
一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC)とは 中古車の売買において、透明性と信頼性を高めるために活動している団体。公正な取引を促進するためのガイドラインを策定し、加盟業者にはその遵守が求められる。 |
加盟する企業はJPUCのホームページで確認可能です。
世界相場を査定基準にしている
世界相場を査定基準にしているかどうかも、重要なポイントです。販路が国内のみの業者に比べて高額査定が期待できるからです。
日本車は海外で人気があり、国内よりも海外へ輸出したほうが高値で取引されるケースがあります。例えば、日本ではあまり人気のない「トヨタ・カムリ」が、アメリカでは需要が高いことが知られています。
世界の相場を査定基準としている業者を選ぶことで、愛車の本当の価値を知ることができます。
簡単に仮査定額を知ることができるサービスがある
「とりあえず今の価値が知りたい」という方には、自宅訪問を伴わずに簡単に仮査定額が分かるサービスを提供している業者がおすすめです。
車両の情報を入力するだけで、早ければ1分程度でおおまかな査定額を確認できます。これなら手間や時間を気にせず、気軽に査定を受けることができます。もちろん、最終的な査定額は実際に車両を見て判断されますが、「大まかな査定額だけでも知りたい」という場合には最適な方法です。
ここまで、買取業者選びのポイント3つをご紹介しましたが「最強買取」はこれらをすべて満たした買取業者です。まずはお気軽に「LINE査定」「最強写メ査定」から愛車のおおまかな査定額を確認してみてください。
査定の日時を決める
業者を選定したら、実際に問い合わせて査定の日時を決めます。この際、複数の業者に依頼する場合は、同じ日の同じ時刻に設定するのがおすすめです。これにより査定にかかる手間を最小限に抑えられます。
また、業者間での競り合いも期待できるため、少しでもその場で売却する可能性がある場合には、交渉がスムーズに進むでしょう。
査定を受ける
最後に、事前に設定した日時に査定を受けます。この際、前述した注意点を忘れずに対応してください。
査定額に影響を与える6つのポイント

ここでは、車の査定額に影響を与える以下の6つのポイントについて詳しく解説します。
- 年式
- 走行距離
- グレードやオプション
- 事故歴、修復歴の有無
- 内外装の状態
- エンジンや足回りの状態
年式
特別な車種を除き、一般的には年式が新しいほど価値があります。年式が古くなるほど、ボディなどが経年劣化するためです。また、モデルチェンジが行われると古いモデルは価値が下がる傾向にあります。
とはいえ、高年式だからといって必ずしも値段がつかないとは限りません。「10年以上前の車だからどうせ価値がない」と思わず、一度査定してみましょう。
走行距離
走行距離も、年式と同様で少ないほど価値があります。走行距離が伸びるほど、エンジンや足回りの劣化が進むためです。劣化の度合いによってはサスペンションやベルト類など、大規模な修理が必要になる可能性もあります。そのため、メンテナンス費用がかかると敬遠され、価値が下がりやすい傾向にあります。
基準として10万kmが挙げられますが、「車の寿命は10万km」というのは過去の話です。現在では、多くの車種が15万km以上走行しても問題なく使用されており、メーカーやモデルによっては20万km以上の寿命があるとされています。
例えば、ミニバンなどの人気車種であれば、走行距離が10万kmを超えていても100万円前後で取引されるケースも珍しくありません。年式同様、多走行だからといって諦めずに査定を受けてみましょう。
グレードやオプション
グレードやオプションは査定額に大きな影響を与えます。上位グレードの豪華な装備や特別仕様車の希少性には需要があります。
特に査定額に影響を与えやすいのはメーカーオプションです。メーカーオプションとは新車購入時にしか設定できない装備で、後からつけられません。このため、希少性や高い品質が評価されやすく、車両の付加価値として査定額に反映されるのです。
例えば、以下のような装備は査定時に大きくアピールできます。
- サンルーフ
- 本革シート
- シートヒーター
これらの装備がある場合は、査定員に積極的に伝えましょう。
事故歴・修復歴の有無
事故歴や修復歴は車の価値に大きな影響を与えます。例えば、バンパーの交換やボディのヘコミ修理程度であれば影響は少ないですが、フレームの修復は大きな減点材料です。わずかな歪みでも走行に影響を与え、安全性を損なう可能性があるためです。
事故歴や修復歴が分かっている場合は、必ず査定員に伝えましょう。例えば、過去にフレーム修正を行った事例でも、事前に正直に伝えたことで査定員から信頼を得て、他のプラス要素を評価してもらえるケースがあります。
査定額の減額を恐れて隠しても、プロの査定員には見抜かれます。むしろ、事前に伝えることで信頼関係が構築され、プラスに働くこともあります。トラブルを避けるためにも、事故歴や修復歴は前もって伝えておきましょう。
内外装の状態
内外装の状態も重要な査定ポイントです。以下のような要素が査定額に影響を与えます。
- ボディの大きなヘコミ
- 塗装の状態
- シートの破れ
- タバコやペットの臭い
査定前に洗車や車内の掃除など、できることはやっておきましょう。外装は水洗いで十分ですが、窓ガラスやライトの汚れも忘れずに拭き取ると良いでしょう。車内ではゴミを捨て、掃除機をかけ、臭いが気になる場合は消臭剤を使用すると効果的です。ただし、大規模な修理を行う必要はありません。修理費用以上の査定額アップは期待できないからです。
小さな傷は査定額に影響を与えないことがほとんどです。費用対効果を考え、最低限の手入れをしておけば十分です。
エンジンや足回りの状態
エンジンや足回りの状態も査定において重要です。例えば、エンジン始動後の異音やアイドリング時の回転数、サスペンションやステアリングの状態などがチェックされます。
これらの箇所に大きな異常がある場合、修理費用が高額になるため査定額が大幅に減額される、または買取不可となる可能性もあります。経年劣化は避けられませんが、日常的なメンテナンスを心がけて状態を維持しましょう。
査定額アップのコツ3選

最後に、査定額アップのコツとして以下の3つをご紹介します。
- 洗車と室内清掃をしておく
- 1月—3月に査定する
- 純正パーツや付属品を用意しておく
洗車と室内清掃をしておく
査定前には最低限、洗車と室内清掃を行っておきましょう。車内外をきれいにすることで査定員に良い印象を与えられ、結果的に査定額アップにつながる可能性があります。
例えば、車内の掃除ではゴミを捨て、掃除機をかけるだけでなく、消臭剤を使用して臭いを除去することが効果的です。ワックスがけや高額なコーティングまでは必要ありませんが、査定員が気持ちよく査定できるような状態を心がけましょう。
1月~3月に査定する
1月〜3月に査定すれば、愛車の最大の価値を引き出せる可能性が高くなります。この時期は、年度末に向けて中古車市場が活発化するためです。特に3月は新生活を迎える人々が車を必要とするため、中古車の需要が急増します。その結果、買取業者は在庫を確保しようとするため、通常より高い査定額を提示する傾向があります。
反対に、年末は他の出費が重なり需要が落ち込む傾向があるため、11月頃は査定額が伸びにくい場合があります。
■参考記事:車を売るベストな時期はいつ?高額査定を狙うタイミングを見極めよう
純正パーツや付属品を用意しておく
査定時に純正パーツや付属品を用意しておくことも査定額アップのポイントです。純正パーツは万人受けしやすく、査定額が高くなる傾向があります。
例えば、エアロパーツなどをカスタムしている場合は交換前の純正パーツを用意しておきましょう。ただし、無理に交換する必要はありません。純正パーツがあれば査定額への影響がないうえ、交換の際に傷つけてしまうリスクも回避できます。
査定のみなら最強買取へ!最短1分で査定結果が分かる
この記事では、査定のみを希望する方でも安心して利用できる理由や、その際に気をつけるポイントを詳しく解説しています。例えば、「とりあえず今の愛車の価値を知りたい」というニーズに応えられる手軽なサービスも多数あります。
アメリカにも店舗を展開する中古車販売店トップランクが運営する『最強買取』は、中古車の売買における消費者保護を目的に営業基準を策定している一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC)に約款の監修を受けた業者です。そのため、しつこい営業や二重査定といったトラブルの心配がなく、初めての方でも安心してご利用いただけます。
また、『最強買取』では世界相場を査定基準としているため、国内市場だけでなく海外市場の需要も反映した査定額を提示できます。例えば、日本では人気が低い車種でも海外では高値がつく場合があり、そのような車両の本当の価値を引き出すことが可能です。
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