どんな車でも買い取りは可能?故障車や古い車をお得に手放す方法を徹底解説

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車の売却を検討中の方の中には、「古い車でも買い取ってもらえるのだろうか」「どんな車でも買い取れるというのは本当なのだろうか」と悩む方も多いでしょう。結論から言うと、どんなに状態が悪くても、ほとんどの車はお金に変えることができます。

さらに、いくつかのコツを知ることで、価値を最大化することも可能です。そこでこの記事では、古い車や動かない車でも損をせずに手放す方法を徹底解説します。

この記事でわかること
業者がどんな車でも買い取れる仕組み
買取可能/買取不可な車の特徴
損しない買取業者の見つけ方
買取価格をアップさせるためのコツ
買取査定を受ける際の注意点

ぜひ最後まで読んでいただき、大切に乗ってきた愛車をお得に売却してください。

業者がどのような車でも買い取れる3つの仕組み

まず、業者がどのような車でも買い取れる仕組みを3つご紹介します。

海外市場での需要
部品や資源としての再利用
国内で需要がある特定の車種であれば修理して再販

それぞれ詳しく解説していきます。

海外市場での需要

どのような車でも値段がつく理由のひとつは、車種によって海外で需要があるためです。海外に輸出し利益を得られるなら、日本国内で需要がなくても高値で買い取ってもらえることがあります。

実際、国際自動車流通協議会(iATA)が財務省貿易統計を基に算出したデータによれば、2023年の日本からの中古車輸出台数が1,536,472台と過去最高を記録し、前年から約25%増加しています。日本車は高品質で信頼性が高く、日本独自の車検制度により定期的なメンテナンスが施されているのが特長です。

例えば、トヨタのカローラは長寿命で知られ、海外でも高い評価を得ています。また、作りがシンプルで整備しやすい点も人気の理由のひとつです。最強買取を運営するトップランクは、海外にも店舗を持っているほど海外での流通に強いのが特長なので、ぜひ一度査定依頼してみてください。

部品や資源としての再利用

2つ目の理由は、車として再販が難しくても、各パーツに価値があるためです。特に廃車買取店は、各パーツを再販する技術や販路を持っており、車自体に価値がなくても、カーナビやアルミホイールなど価値があるパーツが付属していれば買い取り可能です。

また、車全体ではなく鉄材として買い取られる場合もあります。特に最近は鉄の価格が高騰しているため、鉄材としての価値も見逃せません。一般社団法人日本鉄リサイクル工業会の調査によると、2024年12月の関東での鉄スクラップの価格は、5年前の2019年12月に比べて約75%も上昇しており、国内外で需要が高まっています。

そのため、特に近年は動かない車でも価値が高く、鉄材として軽自動車で約2万円、普通自動車なら約3万円で取引されています。

国内で需要がある特定の車種であれば修理して再販

国内でも高値で取引されることがあるのは、需要に対して供給が足りていない場合です。例えば、トヨタ・ランドクルーザーや日産・GT-Rなどが良い例です。これらのような人気車種であれば、たとえ20年以上前の車でも、100万円を超える価格で取引されることもあります。

壊れていても修理して再販できると判断されれば、業者は喜んで買い取ってくれます。最強買取は、このような専門性の高い車種に強みを持つ業者ですので、他にはない高価買取を実現します。

≪参考記事:トヨタ・ランクル高価買取のコツと注意点|中古相場と買取業者の選び方も解説

≪参考記事:NISSAN GT-R(R35型)を高く売るためのガイド

意外にも買取可能な車の種類3つ

冒頭でほとんどの車が売れると説明しましたが、具体的には以下のような車も買取可能です。

故障車・不動車
車検切れ
高年式車や多走行車

それぞれの特徴を詳しく説明しますので、理解を深め、損をしないようにしましょう。

故障車・不動車

大きな故障をして修理に何十万円もかかる車や、エンジンがかからない車でも買取が可能です。車としての価値がなくても、破損していない箇所のパーツやカーナビ、さらには鉄材に価値があります。

鉄資源としての買取額は、軽自動車で約2万円、普通車で約3万円が一般的な参考値です。ただし、相場に変動があるため、この金額は必ずしも一定ではありません。

また、注意点として、不動車の場合はレッカー移動が必要で、その費用との差し引きで代金が受け取れないケースは考えられます。その場合はレッカー代無料の業者を選ぶことをおすすめします。

車検切れで長期間放置

車検切れで長期間放置されている車でも買取してもらえるケースが多々あります。需要があり、値段がつけばメンテナンスして再販可能だからです。一般的には放置期間が数年程度でも問題ありません。

例えば、農家の納屋に眠っている軽トラックは国内外で人気が高く、思わぬ高値がつくこともあります。自社で販売店を持ち、整備のノウハウがある業者に相談することをおすすめします。

高年式車や多走行車

「車の寿命は10年10万km」という常識は、もはや過去の話となっています。最近の車は、メンテナンスをしっかりと行っていれば、20万kmでも問題なく使用可能です。その証拠に、タクシーやトレーラーは50万kmを超えて走行している車両も多く見られます。

また、海外では修理しながら車を乗り潰すのが一般的で、多走行車は国内で需要がなくても、海外輸出なら値段がつくこともあります。高年式・多走行車は、海外に販路を持つ買取業者に査定依頼することが最適です。最強買取を運営するトップランクは海外への流通に強く、アメリカに実店舗を持っているほど。他店で断られた車でも、思わぬ高額査定の提示が可能です。

買取不可になる可能性がある車の特徴3選

ここまでほとんどの車が買取可能と解説してきましたが、以下のような車は例外です。

法的に問題のある車
カギがない車
地方や離島で自走不可能な車

それぞれ詳しく解説します。

法的に問題のある車

名義変更ができておらず、所有権が不明確な車は買取が難しくなる場合があります。

買取業者も法的トラブルを避けたいためです。譲渡や個人間売買でよくあるケースのため、該当する方は車検証の所有者が誰になっているかを確認することをおすすめします。

また、違法改造車も基本的に買取不可のため、廃車専門店や解体業者に相談してください。

鍵がない車

鍵がない場合、買取対象外となることがあります。鍵がないと、ドアの開閉やエンジンが始動できず、再販が難しいためです。ただし、レッカー引き取りができる廃車買取業者に相談すれば、業者によってはお金に変えられることもあります。

地方や離島で自走不可能な車

不動車でも買取可能と説明しましたが、地方や離島では例外があります。地方では、都心部に比べてレッカー代が高額になる可能性があり、差し引きで代金を受け取れないケースが多いためです。

また、離島は業者によってはレッカー引取りの対象外になることがあります。地方や離島にお住まいの方は、レッカー代無料の業者や離島対応可能な業者に相談するのがおすすめです。

損しない買取業者の見つけ方

前項で買い取れる車とそうでない車の特徴を解説しました。ここからは、実際にどのような業者に依頼すればよいのかを詳しく説明します。

業者別の特徴

故障車や古い車を売る場合、選択肢として以下のような業者があります。

ディーラー
買取業者
廃車買取店、解体業者

それぞれ業態が異なるため、どの業者に依頼すべきかを確認していきます。

ディーラー

ディーラーとは、トヨタやホンダといった車メーカーの販売店のことです。現在の車の売却代金を新車の購入代金から差し引く「下取り」が主なサービスとなります。ディーラーは引き取った車を自社の中古部門で再販するのが主な販路であるため、再販可能な車でないと売却が難しい場合もあります。

例えば、走行距離が極端に多い車や修理費が多額にかかる大きな故障がある車は、再販が難しい場合に該当します。また、一般的に下取りは買取に比べて価格が安くなる傾向があるため注意が必要です。

しかし、新車を購入するのであれば、最も交渉しやすいのがディーラーです。「値引きの方法として、〇万円で引き取る」といった提案がされることがよくあります。新車の購入が決まっているなら、一度は相談してみましょう。

買取業者

買取業者は、車の買取を専門とする業者です。ディーラーよりも、どのような車でも買い取ってくれる可能性があります。その理由は、ディーラーに比べて幅広い販路を持っているためです。

例えば、海外輸出を行う買取業者は、海外の需要も加味して査定してくれるため、日本で需要がなくても海外で人気がある車種なら高額査定が提示されることもあります。ただし、販路は業者によって異なるため、買取額に大きな差が出ることがあるので注意しましょう。

対策として、複数の業者への査定依頼を行うことをおすすめします。最強買取は海外に自社販売店を持っているほどで、海外相場にも詳しいのが特長です。ぜひ一度無料査定を試してみてください。

廃車買取店/解体業者

廃車買取店は、車本体の再販ではなく、車のパーツを再販することを目的としています。そのため、ディーラーや買取業者で買い取ってもらえなかった車でも、意外な買取額が提示されることがあります。

例えば、大事故で全損となった車でも、無傷のパーツには再販価値がある場合もあります。また、業者によっては動かない車でも無料で引き取りに来てくれます。

優良業者の特徴

信頼できる業者を見つけるために、以下のポイントを確認しましょう。

一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC)に約款の監修を受けた事業者
出張買取やオンライン査定が可能
故障車・不動車も積極的に受け入れている
口コミで高い評価を得ている

一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC)に約款の監修を受けた事業者

一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC)』は、自動車買取業界の健全な発展を促進し、消費者に安全で安心なサービスを提供する団体です。この団体は、買取事業者向けのガイドラインを策定し、健全な運営をサポートしています。約款の監修を受けた業者は、厳しいガイドラインにしたがって経営しているため、安心して取引できます。

最強買取を運営するトップランクは、JPUCに約款の監修を受けた買取業者です。昨今の買取業者に関する不正の報道に不安を抱えている方は、安心して取引できる最強買取にご連絡ください。

出張買取やオンライン査定が可能

自走しない車両であれば、出張買取やオンライン査定に対応した業者を選びましょう。買取店や解体工場に持ち込めない場合でも、現地まで出張し、無料で査定してくれる業者が多数存在します。

引き取りの際のレッカー費用がかからない業者もいるため、気になった業者はホームページなどで確認してみてください。

故障車・不動車も積極的に受け入れている

ホームページや広告で「故障車や不動車でも大歓迎!」と記載がある業者なら、気兼ねなく相談できます。個人経営の中古車店などでは、自走可能な車でないと買取できない場合もあるため注意が必要です。

口コミで高い評価を得ている

利用者の口コミやレビューをチェックするのも重要です。高評価を得ている業者は、信頼できる可能性が高いといえます。

注意点として、中立的でバランスの取れた意見を重視しましょう。「最高」や「最悪」といった極端なレビューは、冷静さを欠いていることがあり、過度に参考にするのは危険です。

買取価格をアップさせるためのコツ2選

次に、買取価格を最大化するためのポイントを2つご紹介します。

車の見た目を整えておく
高値で買い取ってくれる業者を選ぶ

どちらも簡単なのに効果が大きいので、ぜひ理解し実践してみてください。

車の見た目を整えておく

見た目を整える際に、以下の2つのポイントを押さえておきましょう。

洗車や車内清掃は必須
小さなへこみや傷は修理しなくていい

洗車や車内清掃は必須

買取価格アップのポイントのひとつは、洗車や簡単な内装クリーニングをしておくことです。これにより、査定員への印象が良くなり、結果的に査定額の向上につながる可能性があります。例えば、車外は水洗いだけでも十分で、泥やホコリを落とすだけで清潔感が向上します。

車内については、シートに付いたゴミを取り除き、簡単に掃除機をかけるだけでも印象が大きく変わるため、必ず実践しましょう。キレイな車は「日頃から大事にメンテナンスされていそう」や「丁寧に扱われてきたようだ」といった好意的な印象を与えます。

査定員も感情のある人間であるため、気持ちよく査定してもらった方が良い結果を得やすいのは当然です。

小さなへこみや傷は修理しなくていい

「査定前に小傷は直すべき?」という疑問を持つ方も多いですが、結論として、修理する必要はありません。理由は、修理しても大幅な査定額の向上は期待できないためです。

中古車は多少の傷やへこみがあるのが前提なので、査定員はそこまで気にしません。むしろ修理費用の分、損をしてしまう可能性があります。例えば、小さなへこみの修理に1万円かけても、それ以上の査定アップは見込めないでしょう。

高値で買い取ってくれる業者を選ぶ

先ほど各業者の特徴を解説しましたが、その中でどの業者に買取依頼するかが、高額査定の最も重要なポイントです。海外に販路がある業者、自社で販売店を持つ業者、専門知識を有した業者、複数の業者に査定依頼し比較することで、高価買取が期待できます。最強買取は、上の条件を満たしているので高額査定を実現できます。

買取査定を受ける際の2つの注意点

実際に査定を受ける際の注意点として、以下の2つが挙げられます。

必要書類を揃えておく
事故歴や修復歴をごまかさない

どちらもスムーズで気持ちの良い取引には欠かせないので、必ず押さえておきましょう。

必要書類を揃えておく

査定を受ける際に必要となる書類が揃っているか、あらかじめ確認しておきましょう。査定当日に探し始めると、余計な時間がかかりスムーズに進みません。

さらに、書類が不足していると査定自体が中断されることも。場合によっては、希望価格での売却が難しくなることもあります。まず、最低限以下の3つは揃えておきましょう。

車検証(自動車検査証)
自賠責保険証明書
リサイクル券

さらに、その場で売却する可能性がある場合は、以下の書類も用意しておきましょう。

実印
印鑑登録証明明
身分証明書
振込先口座情報


それでも心配な場合は、査定依頼時に業者に確認し、必要書類を揃えることをおすすめします。

事故歴や修復歴をごまかさない

事故歴や修復歴があると査定額が下がることが多いのは事実です。ただし、それを隠すのは避けましょう。

後から発覚するとトラブルに発展する可能性があり、査定員との信頼関係を損なう原因になります。査定員は車のプロであり、事故歴や修復歴は簡単に見抜かれてしまいます。

信頼関係を壊してしまうと、「他にも問題があるのでは?」とリスクを感じられ、低い査定額を提示される可能性が高まります。結果的に損をしてしまうので、事故歴や修復歴があれば正直に伝えましょう。

最強買取で無料査定を受けよう!

今回は、ほとんどの故障車や古い車にも売れるチャンスがあることを解説しました。最強買取なら、海外など豊富な販路があり、専門知識を持つ査定員が丁寧に査定するため、思わぬ高額査定が期待できます。まずは無料査定から始めてみましょう!

最強買取jp

 

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