4人家族で次の車を選ぶとき、種類が多くて迷ってしまいます。車選びで重要なのは、使用用途を明確にすることです。
この記事では、4人家族で快適に乗れる車を、選び方からおすすめの車両まで順序立てて紹介します。車選びに迷っている方はぜひご一読ください。
目次
4人家族に最適な車のボディタイプ
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車にはさまざまなボディタイプがありますが、その中でも4人家族に最適な車のボディタイプは、軽自動車、コンパクトカー、SUV、ミニバンです。それぞれ4人家族でも「どんな家族に向いているのか」詳しく解説します。
軽自動車
軽自動車の良さは運転しやすい小さな車体と、税金や車検、ガソリン代などの維持費が安いことです。乗車定員は決まっており、4人までになっています。そのため4人以上乗せる予定がない人や、自宅周辺が細い道が多く、小さめの車が良いのであれば、軽自動車がおすすめです。
軽自動車以外と比べると、入れられる荷物が少ないことや長距離の移動が難しい場合があります。荷物が多い方や、遠出が多い方にはあまり向いていませんが、街乗りや子どもの送迎などであれば、軽自動車が向いています。
コンパクトカー
コンパクトカーは、軽自動では手狭で、ミニバンでは大きい人にとってちょうどいいサイズ感です。車両価格は軽自動車と大きく変わりません。後部座席に乗る人が大人や、ある程度大きくなった子どもがいる場合、軽自動車よりも広く使うことができます。
また、ハイブリッドモデルも出ているため、燃費を抑えたい場合はコンパクトカーのハイブリッドモデルがおすすめです。小さめの車でも遠出をしたい方は、コンパクトカーが乗りやすいでしょう。
SUV
SUVは、家族でアウトドアを楽しみたい人や4WDに興味がある人、おしゃれな車に乗りたい人などにおすすめです。他のボディと比べて最低地上高が高くなっています。そのため、小さい子どもでは乗り降りがしづらいですが、高さがあるためチャイルドシートに乗せやすいというメリットがあります。
最近では、街乗りを意識したクロスオーバーSUVも多く出ているため、アクティブな利用に加え、買い物や送り迎えなど街乗り中心の人でも乗りやすい傾向があります。
ミニバン
ファミリー層に根強い人気を誇るミニバン。ほとんどの車両にスライドドアが搭載されているため、乗り降りがしやすくなっています。低床フロアになっているため、子どもだけでなく祖父母を乗せても安心です。
また、ベビーカーや自転車などを乗せる機会がある方や、子どもが部活でたくさんの道具を使うなど、荷物が多いのであれば、ミニバンがおすすめです。車体が大きいタイプの車両もあるため、通る道や駐車場の広さも踏まえて検討しましょう。
4人家族の車選びで重視したいポイント
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4人家族の車選びでは、使用用途が重要です。それぞれの家族のライフスタイルや使用状況を踏まえ、さらに年間を通してかかる維持費も考慮しながら車選びを行いましょう。
ライフスタイルに合った車を選ぶ
車選びで最も重要なのは、車を「どのように使用するのか」を考えることです。子どもの送迎や、普段の買い物、週末の遠出、行き先の駐車スペースや道も考慮しましょう。
車には最大の乗車人数が決まっているため、乗せる人数にも注意が必要です。普段は家族4人で乗っているが、祖父母や子どもの友達を乗せる予定があるなど、人数が増える場合は、乗車定員にも気をつけて選びましょう。
燃費や維持費がいくらか考慮する
車を持っているとかかる維持費は、固定でかかる金額として税金、自動車税、任意保険、自賠責保険などの税金や保険の料金です。税金を抑えたい場合は、軽自動車やハイブリッドカーを選びましょう。
また、変動する維持費として、燃料費や車検代、オイル交換代、メンテナンス代などがあります。メンテナンス代は故障を予想することが難しく、自分でコントロールすることはできませんが、燃費については車選びの際にある程度計算が可能です。燃費を考慮しつつ、車体価格と合わせて検討しましょう。
収納スペースが充実しているかチェックする
家族が多い場合、それぞれの荷物の量を考慮する必要があります。例えば、子どもが小さければベビーカーが必要で、ある程度大きくなると部活動の荷物が増えるなど、子どもの年代によっても変わります。
子どもに限らず、家族でキャンプや遠出をする場合、キャリーバックやテントを乗せるなどさまざまです。家族全員の荷物が入る収納スペースがあるかを必ず確認しましょう。
安全運転支援機能は備わっているか確認する
近年では、安全運転支援機能が備わっている車種が多くあります。現在、新車で発売されている車種のほとんどに安全運転支援機能が標準装備されていますが、中古車では備わっているのかを確認しましょう。
搭載されている場合は、旧タイプの可能性があるので、選んでいる段階で確認しましょう。安全運転支援機能は、内容を詳しく理解しておくことも大切です。どの速度で安全運転支援機能が作動するのかといった点は、しっかりと把握しておきましょう。
【スライドドア】4人家族におすすめの車
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ここまで選び方のポイントを詳しく紹介しました。
ここからは、具体的に4人家族におすすめの車を紹介します。紹介する車の詳細は、執筆時点である2024年11月時点で現行の車両です。モデル年式によって大きさが若干異なるので、車選びの際は、参考程度にご覧ください。
ホンダ フリード
メーカー / 車種 | ホンダ / フリード |
燃費(e:HEV)WLTCモードkm/L | 21.1〜25.6 |
燃費WLTCモードkm/L | 14.4〜16.5 |
乗車定員(名) | 5〜7 |
排気量(L) | 1.496 |
最低地上高(m) | FF :0.1354WD:0.150 |
新車価格(万円) | ガソリン車:250.8〜308.77 e:HEV :285.7〜343.75 |
中古車相場(万円) | 16〜403.8 |
ホンダ フリードは、2列シートか3列シートで、5人乗り、6人乗り、7人乗りを選べます。2列目がベンチシートの7人乗りとキャプテンシートの6人乗りがあり、キャプテンシートでは、2列目から1番後ろの列への移動が可能です。
車体自体はミニバンほど大きくありませんが、室内空間はゆったりとしています。普段は一番後ろの席を使用しないが、使う機会がある人にはちょうどいいサイズです。最低地上高が低いため、小さな子どもやお年寄りでも乗り降りがしやすくなっています。
また、福祉車両もあり、車椅子を乗せられるものや助手席がリフトアップシートになっている車両もあるため、介護が必要な場合にもおすすめです。フリードは、適度な広さと燃費、取り回しの良さを備えています。
トヨタ シエンタ
メーカー / 車種 | トヨタ / シエンタ |
燃費(WLTCモードkm/L)ハイブリッド | 25.3.〜28.8 |
燃費(WLTCモードkm/L) | 18.3〜18.4 |
乗車定員(名) | 5〜7 |
排気量(L) | 1.490 |
最低地上高(m) | 0.14 |
新車価格(万円) | ガソリン車:199.52〜268.66 e:HEV :239〜323.46 |
中古車相場(万円) | 9〜374 |
トヨタ最小のミニバンであるトヨタ シエンタは、小回りが効きやすく取り回しの良さが特徴です。2列シートと3列シートがあり、5人乗りと7人乗りがあります。ハイブリッドの燃費性能が高いため、買い物や送迎などで車を頻繁に使用する家族にとって維持しやすい車です。
スライドドアで低床のフラットフロアなため、乗り降りや車内での移動がしやすくなっています。広さも十分に備わっているため、子どもが小さいうちからある程度大きくなるまで長く乗れる車です。
【コスパ】4人家族におすすめの車
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購入価格から維持費、性能を含めてコストパフォーマンスが良い車2台を紹介します。コスパ重視のため、どちらも乗車定員は5人です。購入の際に参考にしてください。
スズキ ソリオ
メーカー / 車種 | スズキ / ソリオ |
燃費(WLTCモードkm/L)ハイブリッド | 18.4〜22.3 |
燃費(WLTCモードkm/L) | 17.8〜19.0 |
乗車定員(名) | 5 |
排気量(L) | 1.242 |
最低地上高(m) | 0.14 |
新車価格(万円) | ガソリン車 :164.78〜177.32 ハイブリッド:192.17〜229.35 |
中古車相場(万円) | 14.8〜312.2 |
スズキ ソリオは「プチバン」とも呼ばれ、軽スーパーハイトワゴンとミニバンの間にあたるサイズです。小回りが利く上に、軽自動車より車内が広く、ゆったりとした空間になっています。積載量も確保されているため、軽自動車では積載量が足りず、ミニバンでは車体が大きいと感じる人にちょうどいいサイズです。
ハイブリッドモデルもあり、20km/L前後の燃費になっています。ハイブリッドモデルの新車を200万円前後で購入できる、魅力的な価格帯です。
トヨタ ルーミー
メーカー / 車種 | トヨタ / ルーミー |
燃費(WLTCモードkm/L) | 16.8〜18.4 |
乗車定員(名) | 5 |
排気量(L) | 0.996 |
最低地上高(m) | 0.13 |
新車価格(万円) | 156.65〜205.6 |
中古車相場(万円) | 143〜285 |
トヨタ ルーミーの特徴は、コンパクトカーでありながら広々とした車内空間を持っていること。スズキ ソリオと同様に、ミニバンより小さく、軽スーパーハイトワゴンより大きいサイズです。2016年に「使える、動ける広い部屋」というキャッチフレーズで販売が開始されました。
後席の圧迫感が少なく、ほとんどのグレードで両側のパワースライドドアが装備されています。フロントシートウォークスルーにより前後の座席の移動がしやすく、小さい子どもがいる場合でも便利な構造です。
【おしゃれ】4人家族におすすめの車
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車に乗るなら機能性より「おしゃれ」を重視したい場合、SUVのホンダ ヴェゼルや日産 エクストレイルがおすすめです。それぞれの特徴について詳しく解説します。
ホンダ ヴェゼル
メーカー / 車種 | ホンダ / ヴェゼル |
燃費(WLTCモードkm/L)(e:HEV) | 21.2〜26.0 |
燃費(WLTCモードkm/L) | 15.0 |
乗車定員(名) | 5 |
排気量(L) | 1.496 |
最低地上高(m) | 0.17〜0.185 |
新車価格(万円) | ガソリン車:264.88 e:HEV :288.86〜377.63 |
中古車相場(万円) | 76.8〜405 |
SUVは3ナンバーであることが多い中、ホンダ ヴェゼルは5ナンバーでコンパクトなSUVです。3ナンバーのSUVほど排気量や車体とも大きくないため、街乗りから遠出まで家族にとって使い勝手の良いサイズです。
積載量が多いため、アウトドアや長距離の移動にも向いています。デザインが人気であることに加え、e:HEVの燃費は20km/Lを超える点もヴェゼルの魅力です。
日産 エクストレイル
メーカー / 車種 | 日産 / エクストレイル |
燃費(e:HEV)(WLTCモードkm/L) | 21.1〜25.6 |
燃費(WLTCモードkm/L) | 14.4〜16.5 |
乗車人数(名) | 5 or 7 |
排気量(L) | 1.487 |
最低地上高(m) | 0.18〜0.2 |
新車価格(万円) | 360.14〜503.25 |
中古車相場(万円) | 29〜574.9 |
日産 エクストレイルは、2列シートと3列シートがあり、それぞれ5人乗りか7人乗りがあります。オフロード性能が高いため、雪が多い地域やアウトドア好きの家族に適した車両です。また、アウトドアの際に便利な、1500WのAC電源が荷室に装備できるグレードがあります。
街乗りもしやすいサイズで、さらにアウトドアやオフロード走行を楽しみたい場合に充実した装備を備えています。新車だけでなく、中古車にも多くのオプションを装備した車両が出回っている点もエクストレイルの特徴です。
詳しい装備や自分たちに必要な車がわからない場合は、最強買取に一度ご相談ください。あなたの家族にあった車両を一緒に見つけましょう。
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