ボロボロの車でも買取可能?なるべく高く売るための対策は?

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ボロボロの車は買取してもらえないと考える方もいるかもしれませんが、ほとんどのケースで買取が可能です。買い取れないと判断して廃車にする前に一度買取を検討することをおすすめします。

この記事では、ボロボロの車を売る時のポイントや、売却前に知っておいた方が良いことを紹介します。

ボロボロな車でも買取可能!その理由は?

ボロボロな車であっても、価値がある部品がついている車両や海外で需要のある車両なら、意外な価格が付くことも珍しくありません。

また、車は鉄やアルミニウムなどの金属素材でできており、資源としての価値が買取額を上げることもあります。

部品に価値がある

全体的な車の状態がボロボロの場合でも、パーツは使用できることがあります。エンジンやトランスミッションをはじめとした機能部品は、作動に問題がなければ再利用可能です。そのため、部品取り車両として価値があり、買取が可能になります。

廃盤になっている車種であれば、純正パーツは新規で製造されていないこともあり、既存で存在するパーツを使用しなければなりません。そのため、古いからといって一概にダメというわけではなく、世の中に同じ年式の車が存在する限り需要はなくなりません。

海外で需要がある

日本国内で利用価値の低くなった車でも、海外では需要がある場合もあります。日本では車検制度などにより自動車の性能が一定に保たれており信頼性も高いため、アジアやアフリカなどを中心に日本から届く安価な中古車が求められており、ボロボロの車であっても走りさえすれば商品価値は十分とされています。

海外では、同じ車を直しながら長く乗るという考えもあり、年数や走行距離が経っている車であっても日本の中古車は充分需要があります。

金属資源として価値がある

車にはアルミニウムや鉄など、多くの金属が使われています。ボロボロの車で解体(廃車)するしかない場合でも、資源として価値があれば資源として価値がつきます。

資源の相場は社会情勢によって変わりますが、軽自動車であっても1万円以上の価値がつくことも珍しくありません。

そのため、廃車になった場合でも、価値がないと決めつけず必ず資源としての価値を確認しましょう。まずは査定をしてもらい、ある業者で廃車だと判断されても、金額をつけてくれる別の業者を探すことがおすすめです。

ボロボロの車の基準は?

「ボロボロ」という言葉は、あくまで見た人の主観であり、特に明確な基準があるわけではありません。一般的にはボディーに傷やへこみ、サビ、車体・フレームが歪んでいるなど、明らかに見た目に何か異常がある車のことを指します。

その他にも、車の寿命は10年10万㎞と長年言われてきました。そのため、10年10万kmを超えると価値がなく廃車にするべきだと考える方も少なくありません。しかし、最近では走行距離が20万キロ以上の車や、乗車年数が20年以上の車も増えつつあります。

一口に廃車といっても、永久抹消登録と一時抹消登録の2種類があります。永久抹消登録は車を完全に解体するために行い、永久抹消登録をした車は再登録することができません。

ボロボロの車を売る前に自分で修理した方がいい?

故障部分が少ない場合、自分で修理をして直る可能性があります。修理を検討する場合、修理の範囲に気をつけましょう。ただし、不具合が出ているパーツは一つだとしても、修理し始めたら不調が次々に出てしまうことも少なくありません。

結果的に修理代が高額になってしまい、売却金額よりも修理費用が上回ってしまうこともあるでしょう。さらに修理費用が新しい車の購入金額に匹敵することもあるため、修理すべきか廃車にすべきか冷静に見極めることが大切です。

自分で判断が難しい場合は、整備工場や中古車買取店に行き、見積もりしてもらうことをおすすめします。

ボロボロの車を売却する方法

ボロボロの車を売却する方法は大きく分けて3種類あります。中古車販売店で売却する、乗り換え時に下取りを利用する、オークションを使用する方法があります。

中古車販売店

中古車販売店では、車の買取と販売をしていることがほとんどです。車の査定ができるだけでなく、廃車や部品取り、資源としての価値に注目している店舗もあります。古い車に詳しいお店もあるので、問い合わせてみましょう。

一点注意すべきことは、ボロボロの車の場合、廃車の手数料や処分費用などの名目で逆にお金を請求される場合もあります。ボロボロであっても資源としての価値はあるので、複数の店舗に聞いてみましょう。

また、ボロボロの車であっても、希少車などの場合には状態に関わらず値段がつくケースも少なくありません。サビや腐食が進んでいたとしても、直せると判断し、フレームから作り直すコレクターもいるほどです。

こういった希少価値が高い車は、動かない、見た目がボロボロなどにかかわらず、買い取ってくれることがあります。特に旧車や希少車種の専門店に聞くと教えてくれることがあるでしょう。

下取り

新しい車を購入する際に、下取りとしてそのまま利用するのも一つの手段です。下取りとは、新たに車を購入する際に引き取ってもらうことで、乗り換えに関わる手続きを一つの店舗で完結できます。

また、一般的に下取りは買取よりも値が付かないため、高く売ることはできません。しかし、新たに車を購入する分、購入価格の値引きとして頑張ってくれる場合もあります。値引き額と下取り額を分けて見積もりを出してもらい、買取とどちらが得か見極めることが大切です。

買取店やオークション

買取店やオークションでも適正価格での買取が期待できる場合があります。ただし、業者が利用するオートオークションは、一般の方が直接利用することはできません。オートオークションを利用したい場合はオークション代行業者に依頼する必要があります。数万円の手数料はかかりますが、希少価値が高い車種や海外への輸出できる車であれば、予想を超える価格で売却できる可能性があります。

また、オートオークションだけでなく、個人で出品できるインターネットオークションでも取引が可能です。メリットとしては、オートオークションの代行よりも手数料が安く済みます。デメリットとして、個人売買なので契約のトラブルに関して保証はありません。心配な方は業者に依頼することがおすすめです。

「売れるかどうかわからない」「手続きが面倒そう」など、ボロボロの車の売却に悩む方も少なくありません。こうした不安や手間を避けたい場合は、信頼できる業者に相談するのが解決の近道です。最強買取では、手間を省きながら安心して取引を進められるようサポートを提供しています。車の売却相談は、ぜひお気軽に最強買取までご連絡ください。

最強買取jp

 

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