「車の売却になるべく時間をかけたくない」
「査定の流れってどんな感じ?」
「短時間で査定が完了するコツを教えて!」
車の売却を検討している人の中には、上記のような悩みをお持ちの方も多いと思います。仕事や家事、育児で忙しかったり、引っ越し等で時間が限られていたり、何らかの理由で早急に手続きを進めたい場合、売却にどのくらい時間がかかるか気になりますよね。
この記事では、車の売却にかかる時間について徹底解説します。この記事を読んで分かることは以下の通りです。
- 車の査定の流れと、それぞれにかかる時間
- 複数社査定(相見積もり)を効率化する方法
- スムーズな取引のコツ
ぜひ最後までお読みいただき、車売却に関する不安を解消してください。
目次
車の査定にかかる平均時間
まずは、車の査定にかかる時間について解説します。あくまでも目安になりますが、スケジュール管理の参考にしてください。
全体の所要時間:30分~1時間
業者や査定員によって異なりますが、一般的に査定には30分〜1時間かかるとされています。ただし、カスタム車や事故車、故障車は詳細確認のため長引く可能性が高いことは覚えておきましょう。
査定時間の内訳は?
次に、査定時間の内訳について解説します。
外装の状態(約10~20分)
外装は、査定で最も時間をかける部分です。以下の項目を、目視や動作確認をして査定します。
- 傷やへこみ
- 塗装の状態
- ドア、窓の動作確認
修理が必要な箇所があれば、査定額が減る可能性が高くなります。一方、細かな傷は査定額に大きく影響しません。
内装の状態(約5~10分)
内装も重要なチェックポイントの一つです。チェックポイントは以下の通り。
- 内装全体の汚れ
- シートの擦れ
- タバコやペットのニオイ
- エアコンの動作確認
- カーナビやオーディオの動作確認
汚れやニオイなど、可能な範囲の掃除はしておきましょう。少しでもキレイな状態にしておき、査定員に悪い印象を持たれないようにするのがポイントです。
足回りの状態(約5分)
足回りの状態もチェックします。主な査定ポイントは以下の通りです。
- 底の錆び、オイル漏れのチェック
- タイヤ、ホイールの状態確認
- ブレーキパッドやブレーキローターの状態チェック
基本的に、所有者の自己申告をもとに状態をチェックします。外装や内装に比べて時間をかけない業者が多く、数分で完結する場合が多いです。
エンジンルーム(約5~10分)
エンジンルームの査定ポイントは以下の通りです。
- エンジン音
- オイル漏れ
- バッテリーの状態
走行する上で重要となるエンジンルームは、細かく確認する場合が多く、高年式・多走行になるほど、査定に時間がかかる傾向にあります。
フレーム(約5~10分)
主に、所有者の申告をもとに、目視でフレームの歪みや修復歴を確認します。修復歴の有無は、その車の価値に大きく影響するので、比較的しっかりと査定するポイントです。
査定から入金までどれくらいかかる?
出張査定申し込みから入金までは、スムーズなら1週間〜10日で完了します。大まかな流れは以下のとおりです。
- 買取業者の選定、出張査定申し込み
- 事前ヒアリング(前商談)
- 書類の準備
- 実車査定、契約
- 入金
それぞれさらに細かく解説します。
申し込みから査定日決定まで
申し込みから査定日決定までの流れと所要時間
- 業者を選定し、インターネットや電話、メール、LINE等で査定申し込み:10分~20分
- 事前ヒアリング(前商談):10分~15分
- 査定日の打合せ:5分ほど
査定日は、申し込みをしてから、即日から1週間程度が一般的です。出張査定を申し込むと、業者から連絡が来て事前ヒアリング(前商談)として、以下のような項目を質問されます。
- メーカー
- 車種
- 型式
- 走行距離
- 車を売却希望する時期
- 車を売却希望する理由
- 装備品の有無(オプションやカーナビなど)
- 修理歴の有無
あなたがすぐに売却する意思があるなら、査定日を決定します。査定員のスケジュールなど、条件が揃えば最短でその日に査定してもらうことが可能です。
査定当日の流れ
査定当日の流れと所要時間
- 査定:30分~1時間
- 価格交渉:5分〜30分
- 契約手続き:30分ほど
査定が終わり価格交渉の後、折り合いがつけば次は契約です。この時点で書類が揃っていない場合、後日改めて手続きすることになるので、その分、日数と時間が加算されます。
契約から入金までの期間
契約から入金までの期間は、業者の支払い方法により異なります。
- 現金:書類に不備がなく契約が全て完了すれば即金
- 銀行振込:2営業日~1週間が目安
現金支払いに対応している業者なら、全ての手続きが完了すればその場で代金を受け取れます。バイクや不動車の買取ならよくあるケースですが、乗用車は高額の取引になるため、銀行振込が一般的です。
銀行振込の場合は、早くても2営業日と考えておきましょう。この際、長引くと不安になりますし、トラブルにもなりかねないため、契約時に振込の期限を確認しておくことをおすすめします。
複数社査定を効率的にする方法
愛車を高価買取してもらうための手法として「複数社に査定してもらう(相見積もり)」があります。複数の買取業者に査定してもらい、最高額を提示した業者や、サービスの良い業者一社を選ぶ方法です。
ここでは、その複数社査定(相見積もり)を効率的に行う方法を解説します。
※相見積もりについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
同日に複数社査定をするように予定を組む
複数社査定(相見積もり)を効率的に行うために、同じ日の同じ時間に出張査定に来てもらうようスケジュールを組みましょう。そうすることで、複数社の査定が1日で完結します。
各社に異なる日に査定を依頼すると、それだけ日数と時間を確保しなければなりません。仕事や主婦業で忙しい人にとって物理的に難しく、ストレスを感じることもあります。しかも、各社に競り合ってもらう複数社査定(相見積もり)のメリットを最大限に活かせません。
最低限のマナーとして、他の業者と同時刻に査定することを事前に伝えておきましょう。
オンライン査定と実車査定を使い分ける
各買取業者の予定が合わず、同日同時刻に査定してもらえない場合は、オンライン査定と実車査定を使い分けるのもおすすめです。
オンライン査定とは、インターネットやLINE、メール等で車の情報を入力し、写真を添付し業者に送信。確認した業者が査定額を送ってくれるというサービスです。予定の合う業者には実車査定してもらい、そうでない業者のオンライン査定で提示された金額と比較し、最も高値を提示した業者に売却します。
気になった業者に充実したオンライン査定があるなら、上手く利用し複数社から効率よく査定してもらいましょう。
お急ぎの方は徹底した事前準備を
事前に徹底した準備をしていれば、査定から入金までを大きく時間短縮できます。具体的な方法は以下の2つです。
- 必要書類を事前に準備する
- 愛車の売却相場を把握しておく
それぞれ詳しく解説します。
必要書類の事前準備で時間短縮
車の売却を急いでいる人は、事前に必要書類が揃っているか確認しておきましょう。査定から入金に時間がかかってしまう一番の理由は、書類の不備。査定額に満足し契約しようとしても、書類がなく、再発行が必要な場合、その分入金に時間がかかってしまいます。
例えば、自賠責保険証明書を紛失していた場合、再発行に1週間近くかかってしまうこともあります。用意しておくべき必要な書類は以下のとおりです。
書類 | 普通自動車 | 軽自動車 |
車検証(自動車検査証) | 〇 | 〇 |
自賠責保険証明書 | 〇 | 〇 |
自動車リサイクル券 | 〇 | 〇 |
自動車納税証明書 | 〇 | 〇(※1) |
実印・印鑑登録証明書 | 〇 | ₋(※2) |
譲渡証明書・委任状 | 〇(※3) | ₋(※4) |
※1:「軽自動車納税証明書」が必要
※2:認印で可。そのため印鑑登録証明書も不要
※3:基本的に買取業者が用意するため準備する必要なし
※4:「自動車検査証記入申請書」を買取業者が用意
これらを事前に準備しておくことで、契約から入金までがよりスムーズになり、時短につながります。
買取価格を交渉する場合は事前に相場の把握を
買取価格を交渉する場合は、事前に愛車の相場を知っておけば不必要な交渉をせずに済むため、時短に繋がります。相場を知ることで、業者が提示した金額が適正かどうか判断できてスムーズだからです。
例えば、愛車の相場が100万円で、業者が提示した額が120万円なら一発契約してしまえば非常にスムーズですし、反対に80万円でそれ以上価格が上がる見込みがないならすぐに断ることで無駄な時間を省けます。
相場は、業者がホームページ等で公開している買い取り実績を見て、愛車と同じ車種の年式や状態が近い車がいくらで売れたか知ることで、愛車の大体の相場が把握できるので、確認しておきましょう。
車の売却に関してお悩みの方は最強買取までお気軽にご相談ください。
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