どうせ車に乗るなら少しでもお得に乗りたいと考える人も多いはず。高額の買い物となる車ですが、「リセールバリュー」を意識して購入を進めれば、想定していた予算を大きく下回る形で乗ることも可能です。
今回の記事では、リセールバリューの基礎を解説しながら、お得に乗る方法を5つ紹介します。もし、車の購入を検討している人は参考にしてみてください。
目次
リセールバリューを理解しておこう
車のリセールバリューとは、購入した車を売却するときの売却価格・市場価値のことです。
リセールバリューが高ければ、それだけ売却価格が高く、市場価値も高い車となります。つまり、車の購入段階でリセールバリューをチェックしてから選べば、売却する際に通常の車よりも多くお金を取り戻すことができるでしょう。
例えば、リセールバリューが90%の車を100万円で購入した場合。単純計算で、手放す際は90万円で売却ができます。結果、購入時には100万円の出費があったものの、実際は10万円で車を購入できたことになるため、非常にお得な購入方法となるでしょう。
ただし、リセールバリューには以下のような注意も必要です。
- 購入してから何年経過しているかでリセールバリューは変動してしまう
- 売却時の状況によって想定よりもリセールバリューが変動してしまう
購入時の予測値にはなってしまうため、リスクが潜んでいることも覚悟しておきましょう。
平均的なリセールバリューは3年落ちの車で50〜60%前後、5年落ちで40〜50%前後となります。中には、年月が経っても人気が衰えない車種があり、高リセールバリュー車になると3年落ちで80〜90%前後という数値を出す車も存在します。
車をお得に乗る方法とは
では、実際に購入するにあたって、リセールバリューを意識した具体的な方法を5つ紹介します。
流行っている車種・人気車種を選ぶ
リセールバリューで一番大きな要素を占めるのが、トレンド車種を選ぶことです。
トレンドになっている車種や長い間愛され続ける車種は、高いリセールバリューが期待できます。近年では、SUVが爆発的な人気を誇り、リセールバリューも高い傾向です。
その他にも、ミニバンやハイブリッドカーは老若男女問わず人気があるため、リセールバリューが高くなりやすいでしょう。
トヨタが群を抜いて人気メーカーとなるため、メーカー×車種で考えるようにしてください。
標準グレード以上を選ぶ
最近は、高グレード車の需要が高まり、リセールバリューが高くなる傾向です。
同じ車種でもグレードによって大きな金額差が生まれる状況が起きているため、可能な限り標準グレード以上を選ぶようにしましょう。
ただし、グレードが高い分、購入時に支払う金額は大きくなるので、使えるお金と照らし合わせて購入を決めてください。
メーカーオプションは付けておく
車種によって新車購入時にしか付けられないオプションが存在します。
代表的な限定オプションは以下です。
- サンルーフ
- ルーフレール
- 本革シート
- 先進安全装備 etc
限定オプションは、車の生産過程でしか装備できない形となるため、標準よりも車の市場価値は大きく変わります。
サンルーフや先進安全装備は人気オプションでニーズがあるため、装備しておくのがおすすめです。
ボディカラーは安定の白か黒にしておく
各車種から多数のボディカラーが出ていますが、常に白か黒が人気です。
人気ということはニーズがあるため、リセールバリューも他カラーと比べれば高くなります。どうしてもこだわりのボディカラーがなければ、白もしくは黒を選んでおきましょう。
逆に、奇抜カラーや不人気カラーは白や黒に比べてリセールバリューは下がるので注意が必要です。
中古車でも販売・売却価格が安定している車種
中古車でも常に価格が安定している車種は、リセールバリューが高くなります。
代表的な車種は以下です。
- アルファード(トヨタ)
- ヴェルファイア(トヨタ)
- プリウス(トヨタ)
- ハリアー(トヨタ)
- ジムニー(スズキ)
- ランドクルーザー(トヨタ)
- ラングラー(ジープ)
特にトヨタ車は中古車市場でも人気が高く、安定しているため、リセールバリューを考えて購入したい方は、トヨタを第一候補にしておくとよいでしょう。
リセールバリューでお得に乗ろう
リセールバリューを意識して車を購入すれば、お得に車の所有が可能です。
リセールバリューの高い車種は購入価格も高くなりますが、トータルで考えれば中途半端に人気のない車を購入するよりもお得になります。また、高リセールバリューの車は世間的にも人気の車となるため、満足度の高い買い物にもなるはずです。
これから車の購入を進める予定の人は、ぜひ意識してくださいね。
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